エシカルなカシミヤで女性活躍を応援する元政治家の女性デザイナー モンゴル産カシミヤブランドのポップアップショップ開店
黄砂の一因となる砂漠化を防ぐ取り組みをしている、東京都豊島区でモンゴル産の最高級カシミヤを用いたアパレル企画販売を行うブランド、CASHMIKA(カシミカ、代表:小野田 みか)は、10月よりこの秋冬限定のポップアップショップを東京、神奈川、大阪で展開します。
小物やトップスが揃うポップアップ
【手軽なカシミヤ人気の裏で広がるモンゴルの砂漠化】
リモートワークなどによるライフスタイルの変化でワンマイルウエアにカシミヤの需要が高まっています。かつては高級品で手入れしながら大切に長く着るものだったカシミヤ製品も、日本のカジュアルブランドで量産され秋冬の定番商品となり消費される傾向になりつつあります。カシミヤは寒暖差の激しい地域住むカシミヤヤギの産毛。年に一度、暑くなる前に優しく人の手によって漉いてあげる必要があります。カシミヤヤギは根っこまで食べ尽くす習性があるため、草の成長と共に移動しながら暮らす昔ながらの遊牧民による飼育が理にかなっています。
ところが遊牧民から原毛のみを安価で買い付け中間業者だけが潤う不当取引が横行し、暮らしに必要な現金収入を得るために過放牧が行われてきた結果、モンゴルでは飼育数が90年代から7倍に増加。