89歳の挑戦が日本の伝統を未来へ繋ぐ!『ネオパラダイスジャパン』がYouTubeでスタート
ネオパラダイスジャパン制作委員会は、下関市に住む89歳の毛利 八重子による日本の伝統工芸を世界に発信するYouTubeチャンネル「ネオパラダイスジャパン」を2024年9月に開設。進行する伝統工芸の後継者不足や技術消滅の危機に対し、毛利は自身の情熱を注ぎ、工芸の未来を守るための取り組みを始めました。
YouTube『ネオパラダイスジャパン』バナー
■後継者不足と伝統工芸の消滅危機
日本の伝統工芸は、何世代にもわたって受け継がれてきた貴重な技術ですが、その継承が厳しい状況に置かれています。1980年代と比較して生産額は約8割も減少し、職人の数もこの10年間で16%減少。特に若い世代が職人の道を選ぶことが少なく、2050年までに職人の数がさらに4割減少するとされています。これにより、伝統技術が失われる危険性が非常に高いです。
■89歳の毛利 八重子、伝統工芸を守るために立ち上がる
2024年5月に伝統工芸の後継者不足に関する深刻な状況を伝える記事を読んだ私は、このままではいけないという強い思いに駆られました。それがきっかけとなり、日本の技術の素晴らしさを世界に発信し、若い世代や海外の視聴者にもその価値を伝えるためのYouTubeチャンネル「ネオパラダイスジャパン」