ブログウォッチャーの人流データを活用した日本観光振興協会の「デジタル観光統計オープンデータ」が正式公開
■「デジタル観光統計オープンデータ」の特徴
2023年10月に提供開始された「デジタル観光統計オープンデータ」(お試し版)への学識者や自治体による検証・確認を経て、観光統計データとしての実用性・信頼性が向上しています。また、観光庁「観光入込客統計に関する共通基準調査要領(令和5年改訂版)」にて、観光入込客数を把握する手段の1つとして提示されました。観光に関するデータ可視化サービス・ツールにもデータ連携されており、活用いただきやすい形での普及も進んでいます。
「デジタル観光統計オープンデータ」の特徴
(1)約7割の都道府県が網羅性・正確性を認める
2023年10月に提供開始された「デジタル観光統計オープンデータ」(お試し版)に対して、32都道府県の担当者による、観光スポットに過不足がないという網羅性や、位置の正確性の確認を経て、全国計6万箇所の観光スポットが設定されています。これにより、地域の実態を適切に反映させた観光来訪者数の提供が実現しました。
(2)学識者が有効性を認める
本オープンデータは「デジタル観光統計整備検討委員会」において、学術界や自治体による全都道府県の既存観光統計と比較検証を経て、観光統計としての有効性が認められています。