岡本太郎の大壁画『明日の神話』の第2期大規模改修がスタート 今年は39日間をかけて壁画中央の4枚を修復
公益財団法人 岡本太郎記念現代芸術振興財団(理事長:清水井 敏夫)は、2024年10月15日より、特定非営利活動法人 明日の神話保全継承機構(理事長:西村 友伸)とともに、東京・渋谷駅の連絡通路に設置されている岡本太郎の大壁画『明日の神話』の第2期大規模改修を開始します。
昨年スタートした大規模改修の一環として、全14枚のうち今年は壁画中央の4枚(右側から5~8枚目)の亀裂・剥落・変色などを修復しますが、修復作業につきましては、昨年に引き続き絵画修復家・吉村 絵美留(よしむら えみいる)氏がこれを行います。
なお、本大規模改修は、昨年実施したクラウドファンディングを通じてプロジェクトにご参画いただいたみなさま“壁守(かべもり)”をはじめ、多数の関係者のご支援により成り立っております。今後も鋭意、本大規模改修を進めてまいりますので、引き続きご支援を賜りたくお願い申し上げます。
[左:仮設通路側][右:エスカレーター側]
『明日の神話』第1期修復の様子
汚れと付着物の除去
※写真は2023年実施時
■『明日の神話』第2期改修プロジェクトの概要
主催 : 特定非営利活動法人 明日の神話保全継承機構
特別協力: 公益財団法人 岡本太郎記念現代芸術振興財団
後援 : 渋谷区
作業内容: 汚れと付着物の除去、亀裂・剥落等の補修、保護剤の塗布など
改修期間: 2024年10月8日(火)