イタリア・ミラノでひとり芝居を上演 立本夏山『ドグラ∞カザン∞マグラ』 ~夢野久作の小説を舞台化~
イタリア・ミラノにあるTeatro No'hmaで行われる演劇の国際賞「イル・テアトロ・ヌード」に招聘され、立本夏山ひとり芝居『ドグラ∞カザン∞マグラ』の単独公演の上演が2024年11月27日(水)・28日(木)に決定いたしました。
明治・大正・昭和を生きた日本の鬼才、夢野久作が10年以上かけて書いた渾身の小説「ドグラ・マグラ」を舞台化。2022年に東京で上演した『ドグラ∞カザン∞マグラ』は、俳優の立本夏山が、国内外で活躍中の音楽家 今井尋也、HAJIME KOJIROらと制作し、新たな切り口で舞台化した完全オリジナル作品です。
「ドグラ∞カザン∞マグラ」2022年
■立本夏山(たちもと かざん)
俳優、演出家。人間劇場主宰。
文学座、俳優座の演劇研究所などで学んだ後、数々の舞台に出演。ひとり芝居ではゲーテ、ドストエフスキー、アルトー、夢野久作など多くの文学作品を舞台化している。2016年アヴィニヨン演劇祭でアンジェリカ・リデル演出作品に出演し、その後世界各国を巡演。
2020年に人間劇場を立ち上げ、夏目漱石、チェーホフ、世阿弥、ジロドゥなどを題材に作品を発表。2023年にはイタリアでダンテの神曲・地獄篇を元にしたひとり芝居「inferno」