積層セラミックチップコンデンサPETフィルムを複合機、プリンター部品へアップサイクルする技術を業界で初めて※1確立
今回のアップサイクルによりPETフィルムを廃棄することなく複合機やプリンターの部品へ生まれ変わらせることが可能になります。今後はトナーコンテナだけではなく、内部部品や外装部品にまで展開し再生材使用率を1製品あたり50%まで高める事を目指します。
京セラグループは、「社会との共生」、「世界との共生」、そして「自然との共生」という3つの「共生(LIVING TOGETHER)」をすべての企業活動の基本に置き、エコロジー(環境性)とエコノミー(経済性)の両立を追求しながら持続的な発展をめざす「環境経営」に取り組んでいます。
中でも、これまで経済活動のなかで廃棄されていた製品や原材料などを「資源」として捉え、リサイクル・再利用などで活用し、資源を循環させる、新しい経済システムである「サーキュラーエコノミー」への関心が世界各国で高まっています。京セラグループでも廃棄物ゼロを目指し、部門間を超えた資源循環活動に積極的に取り組んでおり、今回京セラグループ内で初めてアップサイクルを実現いたしました。今後も京セラグループはこのような取り組みを通して持続可能な社会の発展に貢献してまいります。
サーキュラーエコノミーのイメージ
※1一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会のプリンタ―・複合機部会の参加企業(
https://mfd.jbmia.or.jp/members/)