香りと脳の関係性やお香の調合を学ぶ新講座開設 介護シーンで取り入れられる香りのレクも教授
お香や線香、香木など香りにまつわる商品を製造販売する株式会社菊谷生進堂(本社:愛知県名古屋市中村区、代表取締役社長:菊谷 勝彦)が運営する「一般社団法人お香リカレント学院」は、香りと脳の関係性について学ぶ新講座「研究コース」を開講いたします。
研究科教材一式
「一般社団法人お香リカレント学院」は、現代社会における大きな問題であるアルツハイマー型認知症をはじめとした脳の異常に対し、香りでアプローチすることをテーマに、近畿大学と約4年間共同研究を行いました。共同研究の結果、認知症の症状が表れる前に嗅覚が鈍くなるなどの変化があることを発見いたしました。嗅覚の変化を早期発見し、脳の異常へいち早く対応できるよう、当時は近畿大学農学部教授で、現在は京都大学研究員であり、お香リカレント学院特別顧問の林 孝洋先生に監修をしていただき、日常に取り入れやすい香りを用いたレクリエーションを作成いたしました。
本講座では、脳の構造や香りを感知する人体の仕組みについて学ぶ「香りと脳」、香りを用いたレクリエーションについて学ぶ「香りで遊ぶ」の2科目を座学で受講いただいたのち、実際に3種のお香の調香を実践していただきます。