第40回「都市公園等コンクール」にて「葛西海浜公園」が国土交通省都市局長賞を受賞
東京都は葛西海浜公園の価値をより高めるため、それまで葛西臨海公園と一体となった管理から独立させ、新たに指定管理者を募集し、葛西海浜公園パートナーズが令和3年より指定管理者として管理運営をスタートさせました。
公園レガシーを受け継ぎ、「保全・再生、ワイズユース※1、交流・学習」の3本柱を強化し、葛西海浜公園が人と自然の共生を持続的にリカバリーする拠点としてベイエリアを牽引し、その価値を高める取り組みを実施してきました。
※1 ワイズユース
健全な湿地から得られる恵みを、生態系に配慮して持続可能な形で利用すること
葛西海浜公園の美しい干潟
■具体的な取り組み
多くの市民団体やボランティアとの協働・連携で環境保全効果を高めています。長年、管理の手が入っていなかった東なぎさの状況把握や、海洋ごみ・漂着ごみなどの堆積などの課題がある中で、地域団体とともに生物調査や清掃活動など、多様な環境保全活動を行いました。■パークレンジャーの配置
葛西海浜公園には、公園の安全管理や環境保全を行い、自然の大切さを伝え、自然を守り育てる人材を育成する「パークレンジャー」がいます。
地域団体と連携し、東なぎさの環境調査や夜間調査など、多様な調査から、実態の把握が飛躍的に進んでいます。