琵琶湖発の活性酸素処理で低コスト・短時間で完熟堆肥化 世界のホテイアオイやサルガッサムの繁殖問題にWEF技術開発が挑む
地球温暖化の影響もあり、世界では水草、海藻が大量に発生し人間の生活環境を脅かしています。その一つが赤道周辺に繁茂する「青い悪魔」と言われるホテイアオイ、もう一つがメキシコ湾、カリブ海に流れ込んでいるサルガッサム(ホンダワラ)です。
WEF技術開発株式会社(所在地:滋賀県大津市、代表取締役:青山 章)では、このほどドミニカ共和国から送られてきたサルガッサムを、世界随一の技術である活性酸素処理で低コスト、短時間で完熟堆肥化し、非常に優れた肥料効果があることを確認しました。
ドミニカ共和国から送られてきたサルガッサム
出来上がったサルガッサム堆肥
■大西洋のサルガッサム
大西洋では昔からサルガッサムが繁殖しており、大量のサルガッサムが集積している海はサルガッソー海と言われ、ここに入り込んだ帆船が出られず無人の帆船が漂っている話をよく聞いたものです。近年、地球温暖化、アマゾン川の富栄養化、サハラ砂漠からの金属供給の条件がそろい、サルガッサムベルトが大西洋を横断するほどに成長しています。これが流されてカリブ海、さらにはメキシコ湾にまで流れ込み、沿岸に大量に打ちあげられています。
打ち上げられたサルガッサムは大量で、腐敗が早く異臭を発生する、特殊ビブリオ菌等が付着しているなどから、主要産業の観光経済、環境、地域住民の健康分野にまで大きな影響を与えており、早急な解決が求められています。