くらし情報『工学院大学・伊藤博之教授(建築学部)設計の集合住宅「天神町place」が2024年度グッドデザイン金賞を受賞』

工学院大学・伊藤博之教授(建築学部)設計の集合住宅「天神町place」が2024年度グッドデザイン金賞を受賞

工学院大学(学長:今村保忠、所在地:東京都新宿区/八王子市)の伊藤博之教授(建築学部)が設計した集合住宅「天神町place」が、グッドデザイン2024(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)で金賞を受賞しました。2024年度の応募総数5,773件の中で、高い評価を得た上位20件に与えられる賞です。11月5日には受賞祝賀会が開かれました。
同建物は、東京・湯島に誕生した賃貸集合住宅で、馬蹄形のフォルムと緑あふれる中庭が特徴です。周囲の高層ビルの隙間と中庭の両方から光と風、視線が抜けるように設計されており、一人でも居たくなる居心地の良い空間を作りだしています。審査では、限られた敷地において、住戸を取り囲む魅力的な中庭を設計した点が評価されました。

工学院大学・伊藤博之教授(建築学部)設計の集合住宅「天神町place」が2024年度グッドデザイン金賞を受賞

緑あふれる中庭に、太陽の光が差し込むように設計されている (撮影:西川公朗)

工学院大学・伊藤博之教授(建築学部)設計の集合住宅「天神町place」が2024年度グッドデザイン金賞を受賞

特徴的な馬蹄型のフォルム (撮影:西川公朗)

■デザインのポイント
1. 吹抜けに沿う廊下を減らし、バルコニーとして使う横穴を開けるなどして、暗い中庭に光と風を取り込んだ。
2. 建材として使えない非流通材を型枠に用いて、わずかな光を感じられるテクスチャを作り出した。

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