京都「すみや亀峰菴」にて能楽と現代アートの特別公演を開催 宝生流能楽師 佐野玄宜氏主演の「清経」を披露
2024年12月11日、京都府亀岡市の旅館「すみや亀峰菴」にて、能楽と現代アートの融合をテーマとした特別公演を開催いたします。
出演は、宝生流能楽師 佐野玄宜氏。同旅館の現代アートギャラリー「百代」を舞台に、平家物語を題材とした名作「清経」を披露します。
また、本公演を収録した特別映像を、後日すみや亀峰菴の公式ウェブサイトにて公開する予定です。さらに、メディア関係者や一般のお客様にもご参加いただける特別プランを用意しています。
催しの案内
【能楽と現代アートが交わる唯一無二の空間「百代」】
すみや亀峰菴では、伝統と革新の融合を追求する取り組みの一環として、京都在住の、陶芸家、左官の匠、和紙職人らの日本の伝統的な建築技法に加え、現代アートを取り入れた新たな文化的空間を創出しています。
ロビー&ギャラリー「百代」は、現代美術作家・柳幸典氏が手掛けた、歴史とアート、そして哲学的テーマが響き合う特別な空間となっています。5つのキューブを配した空間の内、奥へと続く隧道は能舞台の「橋懸かり」の役割を担い、現世と幽玄の世界を繋ぎます。
今回は、能楽という伝統的舞台芸術を「百代」に迎えることで、死生観や精神性という普遍的テーマを再解釈する試みを行います。