日本城郭協会の新規事業『日本城郭協会研究紀要』創刊
日本の城郭関連団体で唯一の公益財団法人である日本城郭協会(理事長:小和田哲男)は、調査・研究分野における新規事業として『日本城郭協会研究紀要』を創刊しました。
当協会加藤理文理事を委員長とする編集委員会で編集を行い、創刊号は編集委員による論文と、最新の城郭・城址の調査報告、城郭関連論文の最新リストなどで構成されています。尚、2025年に刊行予定の第2号については、掲載論文の公募を予定しています。
12月21日~22日に開催される『お城EXPO2024』にて先行頒布を行い、2025年1月より希望者に頒布を行う予定です。
頒価は2,500円。
創刊号の構成は以下の通りです。
■『日本城郭協会研究紀要』第1号
◆巻頭言
小和田哲男 (日本城郭協会理事長・文学博士・静岡大学名誉教授)
◆論文
『天正期駿府城の検証』加藤 理文 (日本城郭協会理事/学術副委員長)
『城郭からいかに攻め出したか-城郭外縁部の虎口と道に関する試論-』
高田 徹 (城郭史料研究会代表・城館史料学会会員・城郭談話会会員・日本城郭協会学術委員)
『山城の蔵-その機能と選地-』
中井 均 (滋賀大学名誉教授・日本城郭協会評議員)