2025年度から論文のグリーンオープンアクセス義務化が本格始動 メディカルに強いデザイン会社が学術論文をビジュアルの力でランクアップ 期間限定キャンペーン2025年1月1日~31日開催
そのような背景のもと、政府は審査を経て配分する「競争的研究費」を使った研究論文は一般でも閲覧可能な大学独自のデータベースなどへの登録を義務づけ、無料で読めるようにするものです。
【オープンアクセス義務化のもたらすもの】
公的資金で生まれた研究成果を広く公開することで、国民への説明責任を果たすとともに、研究成果の社会実装を促進し、イノベーションの創出や社会課題の解決に貢献することが期待されます。さらに誰もが自由に論文にアクセスできるようになることで研究者間の情報共有が促進され、研究の進展の加速も期待されます。研究のプロセスやデータが公開されることで研究の透明性が高まり、研究に対する信頼性が向上します。また国際的にオープンアクセス化は推進されており、今回のオープンアクセス義務化は国際的な動きとも歩調を合わせています。2022年時点の全世界のオープンアクセス化率は56.2%(科学技術指標2024・html版/科学技術・学術政策研究所)であり、世界の論文数の6割近くはすでにオープンアクセス化されています。【これからの論文の著者に求められること】
オープンアクセスの義務化に伴い、オンラインで広く公開されることになる論文に求められるのは研究をより広範囲な読者に向けて分かりやすくするための魅力的で訴求力のあるビジュアル表現です。