ユニ・チャーム、浜松市の使用済紙パンツ(紙おむつ)リサイクル実証事業に参画
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、静岡県浜松市が推進する使用済み紙パンツ(紙おむつ)のリサイクル実証事業に参画することをお知らせします。本実証事業には、当社の他に株式会社杏林堂薬局、栗田工業株式会社、株式会社リサイクルクリーン、社会福祉法人天竜厚生会が参画し、資源循環について各種の検証を行います。期間は2024年12月中旬から2025年1月末の約2ヶ月間を予定しています。

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■本実証事業に参画する背景
当社は2015年より、使用済み紙パンツの水平リサイクルに取り組んでおり、独自開発した「オゾン」を用いた殺菌・漂白・脱臭技術によって未使用パルプと同等品質の衛生的で安全な「再生パルプ」を生成することに成功しました。2022年5月には、再生パルプを原材料に使用した介護用紙パンツを生産し、病院や介護施設の一部に販売。2024年4月からは子ども用紙おむつや猫用トイレシートを小売店様の一部で販売するまで拡張することができました。
また、鹿児島県志布志市内のごみ回収所・470ヶ所には、使用済み紙パンツから抽出した「再生プラスチック」を原材料に配合した「紙パンツ専用回収ボックス※」