ブログウォッチャーの「おでかけウォッチャー」を活用し東京観光財団と東京都立大学が都内観光客の行動を分析 「人流データを活用した都内訪問者の行動傾向」レポート公表
■「人流データを活用した都内訪問者の行動傾向」レポート
2024年度からの新たな取組として、データから分かる都内訪問者の行動傾向を、TCVBと都立大学都市環境学部観光科学科ツーリズム・モビリティ研究学研究室(清水 哲夫教授)が協力・分析し、その結果が一般公開されることになりました。
今回のレポートでは、「おでかけウォッチャー」から取得したデータを分析して見えてきた都内市区町村別の訪問者数概況や、遠隔地からの訪問者傾向について公表されました。
■分析(1)都内市区町村の訪問者数変動パターンのバリエーションを理解
2023年1月~12月のデータをもとに、都内すべての市区町村への訪問者数について月、曜日変動別のクラスター分析を行い、傾向を分析しました。その結果、以下「月変動クラスター」にあるように、訪問者数が通年安定している地域、特に冬季や夏季等に訪問者が増加する地域などに分類できました。「曜日変動クラスター」は、平日金曜、土曜、そして週末土日に特に訪問者が多い地域に分類されました。

■分析(1)都内市区町村の訪問者数変動パターンのバリエーション
・千代田区、中央区、港区等…訪問者数が通年安定し、特に平日金曜日に訪問者が増えることから、業務による訪問者が多い地域である可能性が考えられる。