ブログウォッチャーの「おでかけウォッチャー」を活用し東京観光財団と東京都立大学が都内観光客の行動を分析 「人流データを活用した都内訪問者の行動傾向」レポート公表
・分析(2):実際の誘客戦略(広報エリアやターゲティングしている性・年齢層)と、今回の分析結果が違う場合、どのように誘客戦略を変更すべきだろうか。
■東京都立大学都市環境学部観光科学科 清水 哲夫教授のメッセージ
「おでかけウォッチャー」のデータをダッシュボードからエクスポートして、独自の統計分析を行いました。このことで、自治体間の人流の状況を簡単に比較することができ、各自治体がどの自治体と状況が似ているかが客観的に理解できると思います。「おでかけウォッチャー」の使い方に慣れてくると、もう少し踏み込んだ独自の分析を行ってみたくなるでしょう。今回は取り扱いませんでしたが、性・年齢階級と発地を組み合わせて分析したり、「旅程分析」や「時間分析」を通じてナイトタイムや宿泊の特徴を理解したり、より詳細な分析が可能ですので、是非トライしてみてください。
■東京観光財団のメッセージ
近年自治体や観光協会においても、地域への観光人流の動向把握等を目的としたデジタルツールの導入が増えています。しかし、都内全域を対象とした訪問者概況やオン・オフシーズンの可視化を目的としたレポートはまだ少なく、まとまった情報の取得は難しい状況です。