岐阜市のタナックが犬のヘルニア手術モデルなど、獣医師・愛玩動物看護師向け手技練習用シミュレータを新発売
株式会社タナック(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役:棚橋 一成、以下 タナック)と株式会社エルスパイン(京都府久世郡久御山町、代表取締役:神志那 弘明)は、動物医療の最先端技術が学べる手術訓練用モデルを開発しました。タナックは、岐阜県各務原市に工場を有し、シリコーン・エラストマー・ウレタンの成形加工メーカーとして、15年ほど前からヒトの手術練習用シミュレータの開発・製造を手掛けています。各組織の材料は、ヒトのシミュレータで培った材料配合・特殊成型技術を活かし、神志那獣医師の意見を元に、必要な手技をできるだけシンプルに学べる仕様としました。
【開発の背景】
獣医師および愛玩動物看護師向け動物医療用シミュレータ「Vetiskill(ベティスキル)」は、臨床現場に近い手技を手軽に練習できる環境を提供することを目的に開発されました。個人での練習や院内研修だけでなく、ハンズオンセミナーでも幅広くご活用いただけます。
【製品概要】
<犬腰椎ヘルニア埋没モデル>
椎間板ヘルニアは老化や外傷、遺伝などが原因で椎間板が変性して突出し、脊椎の上側にある神経を圧迫する病気です。慢性的な痛みを伴うため、腰が立たなくなり、悪化すると最終的には歩けなくなります。