京都×北欧を体現したギャラリーのようなインテリアセレクトショップ「Ousia(ウーシア)」2025年1月10日(金) NEW OPEN
のオープンより立体作家 森田春菜さんの個展を開催します。

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自然物と人工物の中間のような感覚を持ち、言語化できない“何か”の感覚が具現化されているような陶芸作家の森田 春菜さんによる立体作品。化学反応や自然現象によって変容した物質の表情やその佇まいに着目し、五感を通じて受け入れる事象やその意識を感覚的に表現し、心惹かれる質感と形が違和感なく一致する存在であることを目指して制作されています。
創作においてキーワードとなるのは、「Qualia / クオリア」。
脳科学分野で「感覚の質感」という意味で用いられる用語で、脳内で意味付けされる前の純粋な「感じ」「質」そのものを指します。
今まで感じた事象が意識のフィルターを通り、陶という素材との関わりの中で表現されていく。
意味や感情といった意識を込めず、その感覚を写すように森田さんの作品はつくられていきます。
「自然の調律」は、森田さんと対話をする中で頭の中で浮かんだ言葉です。
森田さんは、どこかとても自然体で自身が何かを意識的にコントロールするのではなく、目の前の現象や変化を受け入れて、合わせる。ある種の強さと、柔らかさのような感覚を感じる方。