山梨発・鹿革に漆で模様を付けた伝統的工芸品“甲州印伝”がアニマルフリー素材に進化して世界へ!新ブランド「obudo(R)」をメゾン・エ・オブジェ・パリに出展
山梨県の伝統的工芸品「甲州印伝」の製造元、有限会社 印傳の山本(所在地:山梨県甲府市、代表取締役社長:山本 裕輔)は、新たな挑戦として開発した新ブランド「obudo(R)」を2025年1月16日(木)からパリで開催する欧州最大級の国際的なインテリアデザイン・ライフスタイル見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ」に出展します。

Clasp pouch

Back pack (1)
≪甲州印伝とは≫
甲州印伝は、鹿革に漆で模様を付けるという独自の技法を持つ、山梨県発祥の伝統的工芸品です。長い歴史で培われた技術を持ちながら、時代に合わせて進化を続けています。

漆付作業
■甲州印伝産業の課題について
印伝製品はギフトとして根強い人気があり、全国でも製作販売している会社が増えています。伝統的工芸品として長い歴史がある甲州印伝はそのなかにあって、まだ海外での販売網が確立されていなくて、インバウンドの影響も限定的です。
それは地元での発信力の弱さから甲州印伝の知名度が低いこと、大量のロット注文を受ける量産体制が整っていないこと、などが課題として挙げられていました。
世界にはゴヤールなどフランスの地方から始まり、伝統的な柄の印刷生地を使って大成功を収めている会社があります。