稲盛研究助成 新コース「はぐくむ」「たかめる」を発表 ―独自性や卓越性を追究する研究を支援
公益財団法人稲盛財団(理事長:金澤しのぶ)は、多様な分野で将来の活躍が期待される研究者をより力強く支援することを目指して、財団設立当初より実施している稲盛研究助成プログラムを拡充し、新たに二つのコースを立ち上げましたのでお知らせいたします。

稲盛研究助成シンボルマーク
【稲盛研究助成プログラム】
1. 趣旨
稲盛研究助成は、「人のため、世のために役立つことをなすことが、人間として最高の行為である」そして、「人類の未来は、科学の発展と人類の精神的深化のバランスがとれて、初めて安定したものになる」という稲盛財団創立者 稲盛和夫の理念に基づき、国内の自然科学、人文・社会科学の研究者を対象に、自らの知的好奇心に基づいた独創的で優れた研究活動に対して助成することによって、将来の国際社会に貢献する人材の育成をはかり、学術・文化の促進と国際相互理解の増進に努めることを目的としています。
2. 概要
2025年より新たに「はぐくむ」と「たかめる」の二つのコースを設立し、1985年から毎年実施している稲盛研究助成プログラムの充実を図ります(*)。
私どもは、真の学問が育つためには研究者の多様性と独創性が大切だと考え、今後飛躍が期待される研究者と、これまでの研究成果をより発展あるいは展開させたい研究者、双方を力強く支援いたします。