宮沢賢治の物語「虔十公園林」から着想 企画展「みんなでつくる未来の公園 ヘラルボニーと宮沢賢治」BAG-Brillia Art Gallery-で2月21日(金)より開催
また、虔十が作り上げた公園林は現代社会における多様性の象徴とも捉えられ、ヘラルボニーの目指す共生社会の理念とも一致します。
本展では、「虔十公園林」の物語から読みとれる、信念を曲げない、価値を決めつけないなどの視点や問いを来場者と共有し、展示されるヘラルボニーのアーティスト作品を核にしながら、未来の「虔十公園林」の世界を共に作り上げることをテーマとしています。来場者は、展示スペースの一部を使って絵を描くことができ、これにはひとりひとりの気づきや行動が未来につながることへの願いが込められています。
同時に本展は架空の存在である「虔十公園林」をこの社会の中でいつか実現させたいというヘラルボニーの決意表明でもあります。
●展示内容
・BAG内展示スペース「+2」
展覧会の入口となる「+2」では、宮沢賢治の物語「虔十公園林」を読んだ時に得られる問いを来場者と共有し、ヘラルボニーの歩みと共に展示します。
・BAG内展示スペース「+1」
「虔十公園林」の主人公虔十の思いを、ヘラルボニーを通して再解釈し、誰もが共に楽しめる100年後の虔十林公園をみんなで作る(描く)というコンセプトを表現した展示空間とします。