愛あるセレクトをしたいママのみかた

三井住友トラスト・インベストメント株式会社及びSBI新生企業投資株式会社が運営するサーキュラーエコノミー・ネイチャーポジティブ1号投資事業 有限責任組合とアグリビジネス投資育成からの出資に関するお知らせ ~総額2億円の出資を受け、e-kakashiの事業拡大を本格加速~

@Press
三井住友トラスト・インベストメント株式会社及びSBI新生企業投資株式会社が運営するサーキュラーエコノミー・ネイチャーポジティブ1号投資事業 有限責任組合とアグリビジネス投資育成からの出資に関するお知らせ ~総額2億円の出資を受け、e-kakashiの事業拡大を本格加速~

出資に関するお知らせ

グリーン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:戸上 崇、以下「グリーン」)は三井住友トラスト・インベストメント株式会社及びSBI新生企業投資株式会社が運営するサーキュラーエコノミー・ネイチャーポジティブ1号投資事業有限責任組合と、アグリビジネス投資育成株式会社より、総額2億円の出資を受けることとなりましたのでお知らせいたします。本資金調達により、AIを活用した栽培支援プラットフォーム「e-kakashi」の技術高度化と国内外での事業展開を加速し、気候変動が進む環境下でも安定した農業を実現するための取り組みを一層推進してまいります。

三井住友トラスト・インベストメント株式会社及びSBI新生企業投資株式会社が運営するサーキュラーエコノミー・ネイチャーポジティブ1号投資事業 有限責任組合とアグリビジネス投資育成からの出資に関するお知らせ ~総額2億円の出資を受け、e-kakashiの事業拡大を本格加速~

サーキュラーエコノミー・ネイチャーポジティブ1号投資事業有限責任組合ロゴ

三井住友トラスト・インベストメント株式会社及びSBI新生企業投資株式会社が運営するサーキュラーエコノミー・ネイチャーポジティブ1号投資事業 有限責任組合とアグリビジネス投資育成からの出資に関するお知らせ ~総額2億円の出資を受け、e-kakashiの事業拡大を本格加速~

アグリビジネス投資育成株式会社ロゴ

【背景】
グリーンは、ほ場で収集した環境データや気象データ、生育記録を統合的に分析し、その結果を生産者へフィードバックする栽培支援プラットフォーム「e-kakashi」を提供しています。農業の現場では、長年の経験が大きな力を発揮してきましたが、近年は気候変動の影響が拡大し、これまでの知見だけでは見通しづらい状況も増えています。極端な高温や降雨の変動により、不作や品質低下を招く例も散見され、栽培の判断がこれまで以上に難しくなっているのが実情です。
「e-kakashi」は、生産者が培ってきた経験を補完し、科学的な分析結果をもって意思決定へ導くための栽培判断のアシストツールとして進化を続けています。
植物科学の知見を備えたAIがデータを分析して少し先の未来を予測し、生産者が今何を行うべきかの栽培の判断に貢献します。さらに「e-kakashi」は、生産者が既に使用している計測機器や環境制御装置*1で取得したデータをそのまま活用できる柔軟性を備えており、新たな設備投資を最小限に抑えた導入が可能です。
単にデータを見える化するだけでなく、変化を先取りした具体的な行動につながる「使える情報」へと変換されることで、経験と科学が組み合わさり、より確かな栽培判断が可能になります。
実際に、「e-kakashi」を活用し科学的なデータに基づいて栽培を行った生産者からは、初年度より従来の慣行的な農法と比較して大幅な増収や品質向上を達成した事例が生まれており、気候変動の厳しい環境下においても生産性向上に寄与することが確認されています。直近では、イチゴで生産量が1.4倍に伸びたほか、フルーツパプリカで1.3倍、玉ねぎで猛暑下にもかかわらず1.9倍、馬鈴薯でも1.4倍の増収を記録するなど、複数の作物で成果が確認されています*2。日本での商用展開に加え、これまでに日本を含む14カ国での導入実績があり、多様な作物や環境下でも生産量や品質の向上、リスク回避、生産効率化などの実績を出すに至っています。
今回の出資を通じて、グリーンは作物や環境による特性を学習する大規模言語モデルのAIをはじめとする先端技術の開発を強化し、サービスの高度化に加えて、生産指導者や自治体向けプラットフォーム機能の拡充、新たな作物や地域への対応強化、そして将来的な海外展開の準備を進めてまいります。

*1対応機器は順次拡大予定です。詳細はお問い合わせください。
*2イチゴ=前年比1.4倍に生産量が増加、フルーツパプリカ=反収が前年比1.3倍に増加、玉ねぎと馬鈴薯=従来の雨水に頼った慣行栽培ほ場に対し潅水を行ったほ場は玉ねぎが収量1.9倍、馬鈴薯が1.4倍。


【出資企業からのコメント】
三井住友トラスト・インベストメント株式会社
GP業務グループ 投資ユニット シニア・バイスプレジデント 山西 純氏
第一次産業である農業は私たちが生きていく上で欠かせない食料を供給する最重要な産業であるにもかかわらず、日本の農業は農家の高齢化と担い手不足の深刻化等の多くの課題を抱えており、危機的な状況にあると感じております。このような問題意識を持ちながら何もすることができない忸怩たる思いを抱えている中でグリーンに出会い、戸上さんをはじめグリーンに関わる皆様のお話をお伺いする中で、農家に寄り添い、農家の課題解決及び所得アップを第一に考えたサービスを提供しているグリーンであれば農業に革命を起こすことができると思い、投資させて頂きました。ここからが新たなスタートになりますので、グリーンと共に農業に革命を起こせるよう精進してまいります。

アグリビジネス投資育成株式会社 代表執行役社長 堀部 恭二氏
農業は担い手の減少や気候変動等様々な課題に直面しており、従来の経験と熟練の技術に基づく農業に加えて、栽培環境や生産実績等のデータ活用の重要性が一層高まっています。グリーンの「e-kakashi」は、データの収集から分析、栽培アシストまでの一連の機能を備えている点に特色があり、経験を問わず多くの生産者にとって使いやすく、収量増加などの効果を実感しやすいサービスと評価しています。当社は食と農林水産業にフォーカスした投資会社として、「e-kakashi」の国内生産現場への普及に向けて、グリーンとともに取り組んでいきます。

【今後の展望】
今回の資金調達により、グリーンは「e-kakashi」のアルゴリズム強化、予測モデルの高度化、ユーザー体験の向上など、農業の未来を支える技術開発を一段と加速させます。気候変動の深刻化や技術継承の難しさなど、生産現場を取り巻く課題は待ったなしの状況にあります。
また、こうした現場の課題解決にスピーディに貢献すべく、地域農業や JA、自治体、研究機関と連携し、データに基づく栽培指導や、地域の農業課題に向き合いその解決に寄り添う形で、新たな価値創造にも取り組んでいきます。

農業の未来は、経験に植物科学と先端技術が共存し相互に高め合うことで大きく変わります。グリーンは、データと科学を基盤に、変動する環境下でも持続可能な農業が実現できる世界をつくり、その仕組みを国内外へ広く社会実装していくことを目指してまいります。

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

提供:

@Press

この記事のキーワード