日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』関連資料や江戸の災害を伝える「なまず絵」が出品 第61回 明治古典会 七夕古書大入札会 

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東京都古書籍商業協同組合に所属する明治古典会は、2026年7月5日(日)に「第61回 明治古典会 七夕古書大入札会」を開催いたします。

日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』関連資料や江戸の災害を伝える「なまず絵」が出品 第61回 明治古典会 七夕古書大入札会 

2026_明治古典会ポスター

入札会に先立ち、7月3日(金)・4日(土)の2日間は、出品物を一般公開する「下見展観(一般公開)」を開催します。日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』関連資料や、安政江戸地震直後に刊行された「なまず絵」、朝ドラで注目を集める斎藤茂吉『赤光』初版本など、日本文化の歩みを伝える1138点をどなたでも無料でご覧いただけます。

本催事は明治古典会が年に一度開催する一般公開イベントです。普段は古書組合加盟店のみが参加する古書市場会場を一般公開し、貴重な出品物を手に取ってご覧いただけるほか、古書市場の雰囲気を間近で体感いただけます。

■今年の注目出品物

日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』関連資料や江戸の災害を伝える「なまず絵」が出品 第61回 明治古典会 七夕古書大入札会 

アニメ白蛇伝 台本ほか関係資料 一括(目録番号647番)

(解説)1958年公開、日本初のカラー長編アニメーション映画『白蛇伝』の台本など関係資料が一括で出品されます。動物や水の動きを生かした高いアニメーション技術で東映動画(現・東映アニメーション)の礎を築いた作品として知られています。また、本作に感銘を受けてアニメーターを志したと語る宮崎駿監督をはじめ、多くのクリエイターに影響を与えた作品としても評価されています。


日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』関連資料や江戸の災害を伝える「なまず絵」が出品 第61回 明治古典会 七夕古書大入札会 

なまず絵 無款 安政2頃 24枚(目録番号1065番)

(解説)安政江戸地震(1855年)直後に刊行された浮世絵「なまず絵」24枚が一括で出品されます。当時の人々は地震を大鯰が暴れることで起こると考え、災害への不安や世相への風刺、復興への願いを描きました。江戸の人々が大災害をどのように受け止めたのかを伝える、貴重な歴史資料です。

日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』関連資料や江戸の災害を伝える「なまず絵」が出品 第61回 明治古典会 七夕古書大入札会 

赤光 斎藤茂吉 初版 カバー ペン書短歌署名入(昭16に揮毫)大2 1冊(目録番号16番)

(解説)2028年度前期のNHK連続テレビ小説『ほんのモキチ』のモデルに決定し、再び注目を集める近代短歌の巨星・斎藤茂吉の第一歌集『赤光』初版本。本書は茂吉自身による短歌と署名が記された、資料価値の高い貴重な一冊です。

日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』関連資料や江戸の災害を伝える「なまず絵」が出品 第61回 明治古典会 七夕古書大入札会 

小林かいち絵葉書 「君待つ宵」 「彼女の青春」 「感謝の夕べ」 3組12枚(目録番号565番)

(解説)大正ロマンから昭和初期にかけて京都アール・デコを牽引した図案家・小林かいちによる木版彩色絵葉書3組(全12枚・完揃)。当時のモダンガールに人気を博した代表作で、美しい多色摺木版による繊細な色彩が魅力です。戦前の絵葉書文化とモダンデザインを今に伝える貴重な資料です。


日本初のカラー長編アニメ『白蛇伝』関連資料や江戸の災害を伝える「なまず絵」が出品 第61回 明治古典会 七夕古書大入札会 

明治期美人写真 時子 萬龍 須磨子 明43 4枚(目録番号734番)

(解説)「日本一の美人」と称された赤坂の芸妓・萬龍をはじめ、時子、須磨子ら明治を代表する人気芸妓を写した写真資料。萬龍は芸妓人気投票で9万票を獲得し、花王石鹸や三越呉服店などの広告モデルとしても活躍しました。現存する写真が市場に出品されることは稀です。

■このほかの見どころ(一部)
・川端康成草稿「雪国抄」22枚(目録番号181番)
ノーベル文学賞作家・川端康成の代表作『雪国』が現在の形になるまでの推敲過程を伝える自筆草稿。題名は「雪国抄」ですが、完成版『雪国』最終話「続雪国」の草稿であり、創作の軌跡を知ることができる貴重な文学資料です。

・芥川龍之介草稿 「子供の病気 一游亭に」(目録番号166番)
かつては所在がわからなくなっていた貴重な自筆草稿。実際に芥川の病気の子どもを題材
にした作品。

・蔦屋重三郎刊行本(目録番号864番・870番)
昨年の大河ドラマで話題となった蔦屋重三郎が刊行した黄表紙・洒落本。
江戸の出版文化や町人文化を今に伝える貴重な資料。

・明治・大正期 輸出用燐票蒐集(目録番号789番)
輸出産業として栄えた日本のマッチラベル13帖、約11,800点を収録。近代日本の産業史や印刷デザインの変遷を知ることができる貴重なコレクション。

・『精選 松蘭譜』『松葉蘭譜』(目録番号900~903番)
江戸時代後期に一大ブームとなった松葉蘭を紹介する専門書。当時は珍品として高額で取引され、投機の対象となるほどの人気を集めた。江戸の園芸ブームと人々の熱狂を今に伝える貴重な資料。そのほか、出品商品は明治古典会公式サイトにて公開しております。
Web目録:https://www.meijikotenkai.com/2026/catalog.php

■第61回 明治古典会 七夕古書大入札会 下見展観(一般公開)概要
日時 : 2026年7月3日(金)10時~18時
2026年7月4日(土)10時~16時
会場 : 東京古書会館(東京都千代田区神田小川町3-22)
出品物 : 著名作家の原稿・書簡・初版本、美術工芸書、近現代アート、
写真、アニメ資料、近代資料、雑誌、ポスター、浮世絵版画、新版画、
古地図、和本、古文書、古書画、唐本など、江戸以前から現在まで、
膨大な文献資料や美術品が出品されます。

主催 : 東京都古書籍商業協同組合 明治古典会
入場 : 無料
公式サイト:https://meijikotenkai.com

※入札会は7月5日(日)に行います。古書組合の規定により、全国の古書組合加盟古書店による代行入札方式で実施するため、一般の方は直接ご参加いただけません。
※落札価格は非公開です。

■明治古典会とは
「明治古典会」は、東京都古書籍商業協同組合に所属する23の専門古書店で構成される同人組織です。60年以上の歴史を持ち、近代文学や近代文献資料、浮世絵、美術資料などを専門に取り扱っています。現在は毎週金曜日に古書市場を運営しています。
通常の市場は全国の古書組合加盟店しか参加できませんが、年に一度開催する「七夕古書大入札会」では、一般の方にも出品物をご覧いただける下見展観(一般公開)を実施しています。

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