小学生の不登校、きっかけ1位は「人間関係」ではなく「分からない」42.3% ―「いじめ」はわずか4.6%にとどまる 1,358件のデータから不登校のきっかけと再登校の実績を集計
全国で不登校支援事業を行う株式会社スダチは、無料相談時に保護者(ご家庭)からご回答いただいたヒアリングデータ1,358件(2025年1月~2026年6月)をもとに、小学生の不登校のきっかけと再登校の実績を集計しました。
本データは当社の無料相談窓口で保護者の方からご回答いただいた内容に基づくものであり、お子さん本人への調査ではありません。全国の不登校児童の実態を完全に網羅するものではありませんが、現在の傾向を読み解く一つの指標としてご報告いたします。
小学生の不登校というと、「先生や友達との人間関係が原因」というイメージを持たれることがあります。しかし今回の集計で全体として最も多かったのは「分からない」(42.3%)で、「人間関係のトラブル」(33.7%)を上回りました。ただし学年別に見ると、この順位は学年が上がるにつれて逆転していくことがわかりました。
■ 調査結果サマリー
● 小学生全体では「分からない」(42.3%)が最多で、「人間関係のトラブル」(33.7%)を上回りました。
● 学年別に見ると、「分からない」は小学1年生の53.9%から小学6年生の37.3%まで一貫して低下し、「人間関係のトラブル」は24.8%から39.6%まで上昇。
● 「先生とのトラブル」は小学生全体で16.8%と、中学生(11.5%)・高校生(8.6%)より高く、小学生特有の傾向として際立ちました。
● 「デジタル依存」も小学1年生のわずか3.6%から小学6年生の19.6%まで急増しており、高学年に差し掛かるタイミングでの見守りの重要性を示しています。
きっかけの種類にかかわらず、再登校成功率(96.0%、有効分母251件)や日数にも大きな差は見られませんでした。
■ 結果1:全体1位は「分からない」、それでも学年が上がるほど「人間関係」が増加傾向
小学生の不登校のきっかけを複数選択(最大3つ)で尋ねたところ、最も多かったのは「分からない」(574件、42.3%)で、「人間関係のトラブル」(457件、33.7%)を上回りました。以下、「先生とのトラブル」(228件、16.8%)、「家庭内の問題」(197件、14.5%)、「勉強面でのトラブル」(180件、13.3%)と続きます。一方で「いじめ」は63件・4.6%にとどまり、上位には入りませんでした。
図(1)
図(1):小学生の不登校のきっかけランキング(n=1,358)
中学生・高校生ではいずれも「人間関係のトラブル」が1位になるのに対し、小学生では「分からない」が最多である点が大きな特徴です。
■ 結果2:小学6年生で「分からない」と「人間関係」が逆転
学年別に「分からない」と「人間関係のトラブル」の割合を見ると、「分からない」は小1の53.9%から小6の37.3%まで一貫して低下し、「人間関係のトラブル」は小1の24.8%から小6の39.6%まで上昇します。
図(2)
図(2):学年別「分からない」「人間関係のトラブル」の推移(n=1,358)
小学6年生の時点で「人間関係のトラブル」(39.6%)が「分からない」(37.3%)を上回り、最多のきっかけが入れ替わりました。同時に「デジタル依存」も小1のわずか3.6%から小6の19.6%まで急増しています。
■ 結果3:きっかけが何であれ、再登校の実績はほぼ同じ
小学生全体の再登校成功率は96.0%(有効分母251件)でしたが、きっかけ別に見ても大きな差はありませんでした。「分からない」93.6%、「人間関係のトラブル」96.3%、「先生とのトラブル」100.0%、「家庭内の問題」97.4%、「勉強面でのトラブル」97.4%と、いずれも90%台半ば~100%に収まり、統計的な誤差の範囲です。
今回の集計から、小学生の不登校のきっかけは「分からない」が最多である一方、これは主に低学年に偏った傾向であり、学年が上がるにつれて「人間関係のトラブル」が最多要因に入れ替わっていく実態が見えてきました。「原因がわからない」という状態は特別なことではなく、小学生の不登校においてはむしろ一般的な実態だといえそうです。また、不登校のきっかけが何であれ、再登校の成功率(96.0%)や日数に大きな違いは見られませんでした。原因を特定できてもできなくても、支援を受けることで再登校を目指せるといえそうです。
※なお、本データは当社の無料相談時に回答いただいたご家庭を対象としたものであり、全国の不登校児童の実態を完全に網羅するものではありません。現在の傾向を読み解く一つの指標としてご報告するものです。
■ 調査の詳細データ・分析はこちら
学年別の推移、男女別の内訳、再登校までの日数などのより詳しい分析は、下記の記事で公開しています。
▼ 小学生の不登校のきっかけ、学年が上がるほど「分からない」から「人間関係」へ ―1,358件のヒアリングデータを集計
https://sudachi.support/lab/elementary-school-refusal-reasons/
■ 調査概要
調査主体: 株式会社スダチ
集計対象: 当社の無料相談時に回答した、
不登校の小学生(1~6年生)をもつご家庭
件数(n) : 1,358件
回答期間: 2025年1月~2026年6月
設問 : 「お子さんが不登校になったきっかけは何ですか?」
(複数選択・最大3つまで)
出典 : スダチ ヒアリングデータ
■ データの引用・転載についてのお願い
本調査データの引用・転載は可能です。その際は、出典として「株式会社スダチ調べ」と明記のうえ、上記ラボ記事ページへのリンク設置をお願いいたします。
■ 株式会社スダチについて
株式会社スダチは、不登校のお子さんをもつご家庭に対し、お子さん本人へのカウンセリングではなく「親御さんへの働きかけ」を通じて再登校を目指す支援を提供しています。心理学・脳科学の知見をベースにしたスダチメソッドにより、サポートを受けたご家庭の約90%が平均22.6日で再登校を実現しています。
会社名 : 株式会社スダチ
代表者 : 代表取締役 小川涼太郎
事業内容 : 不登校支援サービス「スダチ」の運営
サービスサイト:https://sudachi.support/
所在地 : 東京都渋谷区神宮前6-28-9 東武ビル6階
設立 : 2019年5月7日
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
本データは当社の無料相談窓口で保護者の方からご回答いただいた内容に基づくものであり、お子さん本人への調査ではありません。全国の不登校児童の実態を完全に網羅するものではありませんが、現在の傾向を読み解く一つの指標としてご報告いたします。
小学生の不登校というと、「先生や友達との人間関係が原因」というイメージを持たれることがあります。しかし今回の集計で全体として最も多かったのは「分からない」(42.3%)で、「人間関係のトラブル」(33.7%)を上回りました。ただし学年別に見ると、この順位は学年が上がるにつれて逆転していくことがわかりました。
■ 調査結果サマリー
● 小学生全体では「分からない」(42.3%)が最多で、「人間関係のトラブル」(33.7%)を上回りました。
● 学年別に見ると、「分からない」は小学1年生の53.9%から小学6年生の37.3%まで一貫して低下し、「人間関係のトラブル」は24.8%から39.6%まで上昇。
小学6年生の時点で順位が逆転しました。
● 「先生とのトラブル」は小学生全体で16.8%と、中学生(11.5%)・高校生(8.6%)より高く、小学生特有の傾向として際立ちました。
● 「デジタル依存」も小学1年生のわずか3.6%から小学6年生の19.6%まで急増しており、高学年に差し掛かるタイミングでの見守りの重要性を示しています。
きっかけの種類にかかわらず、再登校成功率(96.0%、有効分母251件)や日数にも大きな差は見られませんでした。
■ 結果1:全体1位は「分からない」、それでも学年が上がるほど「人間関係」が増加傾向
小学生の不登校のきっかけを複数選択(最大3つ)で尋ねたところ、最も多かったのは「分からない」(574件、42.3%)で、「人間関係のトラブル」(457件、33.7%)を上回りました。以下、「先生とのトラブル」(228件、16.8%)、「家庭内の問題」(197件、14.5%)、「勉強面でのトラブル」(180件、13.3%)と続きます。一方で「いじめ」は63件・4.6%にとどまり、上位には入りませんでした。
図(1)
図(1):小学生の不登校のきっかけランキング(n=1,358)
中学生・高校生ではいずれも「人間関係のトラブル」が1位になるのに対し、小学生では「分からない」が最多である点が大きな特徴です。
低学年の子どもほど自分の気持ちや状況を言葉で説明することが難しく、保護者側からも原因を特定しにくいことを反映していると考えられます。また「先生とのトラブル」は小学生全体で16.8%と中学生(11.5%)・高校生(8.6%)より高い水準で推移し、特に小学5年生では20.7%に達しています。男女別では「人間関係のトラブル」が女子37.6%・男子30.2%と女子でやや高く、ASD・ADHD・LDといった発達特性に関する項目(保護者の回答に基づく集計であり、医学的診断ではありません)はいずれも男子で高い傾向が見られました(例:ASD男子8.9%/女子3.7%)。
■ 結果2:小学6年生で「分からない」と「人間関係」が逆転
学年別に「分からない」と「人間関係のトラブル」の割合を見ると、「分からない」は小1の53.9%から小6の37.3%まで一貫して低下し、「人間関係のトラブル」は小1の24.8%から小6の39.6%まで上昇します。
図(2)
図(2):学年別「分からない」「人間関係のトラブル」の推移(n=1,358)
小学6年生の時点で「人間関係のトラブル」(39.6%)が「分からない」(37.3%)を上回り、最多のきっかけが入れ替わりました。同時に「デジタル依存」も小1のわずか3.6%から小6の19.6%まで急増しています。
■ 結果3:きっかけが何であれ、再登校の実績はほぼ同じ
小学生全体の再登校成功率は96.0%(有効分母251件)でしたが、きっかけ別に見ても大きな差はありませんでした。「分からない」93.6%、「人間関係のトラブル」96.3%、「先生とのトラブル」100.0%、「家庭内の問題」97.4%、「勉強面でのトラブル」97.4%と、いずれも90%台半ば~100%に収まり、統計的な誤差の範囲です。
再登校までの日数(中央値)も24~33日とほぼ横並びでした。つまり、不登校のきっかけが何であれ、その後の再登校のしやすさは変わらないということです。■ まとめ
今回の集計から、小学生の不登校のきっかけは「分からない」が最多である一方、これは主に低学年に偏った傾向であり、学年が上がるにつれて「人間関係のトラブル」が最多要因に入れ替わっていく実態が見えてきました。「原因がわからない」という状態は特別なことではなく、小学生の不登校においてはむしろ一般的な実態だといえそうです。また、不登校のきっかけが何であれ、再登校の成功率(96.0%)や日数に大きな違いは見られませんでした。原因を特定できてもできなくても、支援を受けることで再登校を目指せるといえそうです。
※なお、本データは当社の無料相談時に回答いただいたご家庭を対象としたものであり、全国の不登校児童の実態を完全に網羅するものではありません。現在の傾向を読み解く一つの指標としてご報告するものです。
■ 調査の詳細データ・分析はこちら
学年別の推移、男女別の内訳、再登校までの日数などのより詳しい分析は、下記の記事で公開しています。
▼ 小学生の不登校のきっかけ、学年が上がるほど「分からない」から「人間関係」へ ―1,358件のヒアリングデータを集計
https://sudachi.support/lab/elementary-school-refusal-reasons/
■ 調査概要
調査主体: 株式会社スダチ
集計対象: 当社の無料相談時に回答した、
不登校の小学生(1~6年生)をもつご家庭
件数(n) : 1,358件
回答期間: 2025年1月~2026年6月
設問 : 「お子さんが不登校になったきっかけは何ですか?」
(複数選択・最大3つまで)
出典 : スダチ ヒアリングデータ
■ データの引用・転載についてのお願い
本調査データの引用・転載は可能です。その際は、出典として「株式会社スダチ調べ」と明記のうえ、上記ラボ記事ページへのリンク設置をお願いいたします。
■ 株式会社スダチについて
株式会社スダチは、不登校のお子さんをもつご家庭に対し、お子さん本人へのカウンセリングではなく「親御さんへの働きかけ」を通じて再登校を目指す支援を提供しています。心理学・脳科学の知見をベースにしたスダチメソッドにより、サポートを受けたご家庭の約90%が平均22.6日で再登校を実現しています。
会社名 : 株式会社スダチ
代表者 : 代表取締役 小川涼太郎
事業内容 : 不登校支援サービス「スダチ」の運営
サービスサイト:https://sudachi.support/
所在地 : 東京都渋谷区神宮前6-28-9 東武ビル6階
設立 : 2019年5月7日
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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