【東大卒クイズ女王で2児のママ】三浦奈保子さんが1才から東大脳を育てる絵本を出版!
―子どもが漢字を覚えるための、絵本のこだわりについても教えてください。
三浦:1つのページに、漢字と絵以外の情報をなるべく少なくしています。例えば、ひらがなの答えや動物の英語名などは書いていません。だからこそ、パッと見たときに漢字のインパクトが強く、より形として認識しやすいようになっています。
わざわざ知育アイテムをそろえなくても、絵本だったら忙しい現代のママたちのハードルも下がるかなと思っています。ママたちも「子どもの脳に良いことをさせてあげられている」と思えるのはうれしいですよね。
「兎」などの難しい漢字も登場。ひらがなの答えもなく、シンプルで視覚的に覚えやすいページになっています。
最後のページには、全ページの動物たちが。クイズとして使えます。
■漢字を覚え、褒められることが、“東大脳”の入り口に
―もし1才で漢字を覚えても、成長と共に忘れてしまわないものなのでしょうか?
三浦:そんなことはありません。街の中では、ひらがなよりも漢字の方が多く目にしますよね。例えば「犬」が「いぬ」と書かれていることは少ないんです。漢字は日常で目にする機会が多いので、忘れにくいんです。