「puff」には、ふくらませるという意味があります。ふくらんだ生地にクリームを詰めた菓子なので、「cream puff」と呼ばれるのですね。日本でいうシュークリームは、フランス語の「シュー・ア・ラ・クレーム (chou à la crème)」がなまって呼ばれるようになったもの。丸く焼きあがった形がキャベツ(フランス語でシュー/chou)に似ているので、この名前がついたといわれています。英語圏で「シュークリーム」と言った場合は、「shoe cream」と聞こえてしまいますよ。「shoe」は靴のことですので、靴墨、靴用のクリームといった意味になります。