【凭れる】はなんて読む?なにかに身をあずけることです
これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!
「凭れる」はなんて読む?
「任」と「几(つくえ)」を上下に並べたこの漢字、見たことはありますか?「凭れる」と書いて、いったいなんと読むのでしょうか。文字通り、つくえに身を任せるような動作を表す言葉です!正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
正解は…
正解は「もたれる」でした!
「凭れる」は、人や物に自分の身をあずけるという意味です。例えば、「彼の肩に凭れる」や「電柱に凭れる」といった使い方をします。また、食べた物が消化されずスッキリしないという意味もありますよ。「胃が凭れる」というフレーズは日常生活でもよく耳にしますね。ちなみに「凭」の字は「ヒョウ」という音読みを持ち、取りつくことを表す「憑依(ひょうい)」の「憑」と由来を共有しています。幽霊が人に「凭れる」状態が「憑依」だという考え方もできそうですね。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)