「育児に悩むのは、子どもが成長している証」【2児のママ・鈴木あきえさん】が初の育児本を発売!
愛子先生って、本当に子どもの心を理解されている方なんです。そんな愛子先生に、自分の子育ての悩みを相談した時、「あなたは子どもを何の個性もない、のっぺらぼうの丸にしたいの?」と言われたんですよ。せっかくの子どもの良いところも潰して“丸”に収めようとしすぎていると。そうではなくて、デコボコでもどんな色でも良いから、ママはその子にしか咲かせられないものを咲かせる手伝いをしてあげてねと。その言葉を聞いて、「子どものために」という気持ちや、周りからの目を気にしすぎて“丸”をつくり上げてしまっていたなと、ハッとしました。
―「完璧な母親」を目指す姿勢は、どのように変わっていったのでしょうか?
鈴木: 5年間の育児の中で、徐々に変わったのだと思います。『すくすく子育て』で先生方から「100%を目指さなくて良い、25%で大丈夫」「ママはご機嫌でそこにいるだけで良いんだよ」という言葉をかけていただき、自分のダメなところ探しから“できているところ探し”をするようになれた気がします。
食事は手作りにすべき、部屋はキレイにすべき…ってルールを決めすぎちゃうと、それが怒りにつながっているということもわかってきて。