「育児に悩むのは、子どもが成長している証」【2児のママ・鈴木あきえさん】が初の育児本を発売!
イライラしているくらいだったら部屋が散らかっていた方がいい! と思えるようになりました。
―ママとしての自分を、減点方式でとらえるのではなく、加点方式で考えられたら良いですよね。
鈴木:そうなんですよ。これも番組で教わったのですが、子どものことを叱りすぎちゃった時、ママの心の中は「今日も怒りすぎちゃったな」「あんな風に言わなくて良かったな」と、ダメージを受けていると思うんです。でも、子どもってママのことを“点”ではなくて、“面”で見ている。怒ったママだけじゃなくて、「おはよう」って笑ってくれたママ、手をつないでくれたママ、おかえりって言ってくれたママ、というように。
そうやって振り返ってみると、1日の中で笑っていることの方が多いはずなんですよ。それに気づけて、ママとしての自分を認められるようになりました。
子どもの言動を全て見ようとしないことが、怒りすぎないコツ
―とは言え、育児にイライラはつきもの。子どもにどうしてもやさしい声かけができない時、どうしていますか?
鈴木:子どもの全部の言動を見ようとしないことですね。昭和のママさんたちって、今に比べてもっと大らかに子育てをしていたと聞いたことがあります。