「習い事のときに子どもが喜んでいるかを見極めて!」ママ友ドクターが考える『子どもを伸ばす』習い事の選び方【医師監修連載④】
こんにちは、発達専門の小児科医・ママ友ドクターゆみ先生こと西村佑美です。3人の子どもを育てる母として医師として、読者の皆さんがとまどってしまうような子育てのお悩みを題材に、その要因や予防策、解決の糸口となるヒントをお伝えしていきたいと思います。
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子どもを観察して見えてくる「その子らしさ」
これまで発達専門の小児科医として、発達に特性のある子も特性が目立たない子もたくさん携わってきました。習い事の相談を受ける際は、「みんながやっているから」という視点ではなく「その子がどんなことに楽しさを感じるか」「どんな形で自分を表現するのが得意か」を最優先に決めるようにお話ししてきました。
例えば、言葉の発達がゆっくりなお子さんでも、音楽やリズムに素晴らしい反応を示すならそっちからスタート。集団での活動が苦手でも、個人で黙々と取り組む造形活動やピアノには深い集中力を発揮する子も。また、体を動かすことが大好きで、スポーツを通じて自己表現を見つける子もいれば、静かに本を読んだり、細かい作業に没頭する子もいます。
大切なのは、大人である私たちが、その子の「好きそう!」