第97回選抜高校野球出場校紹介 西日本短大付(福岡)
昨夏に続く甲子園出場を決めた西日本短大付属。春は38年ぶりと久々の選抜に挑む。
投手はエースの中野琉碧が昨夏の甲子園も経験しており、最速136キロのストレートと切れ味鋭いスライダーを軸に投球する。福岡大会と九州大会全10試合全て登板し6完投し防御率2.00と安定した投球を見せた。大半の投球回を中野が占めていたため、2番手以降の投手の成長が上位進出の鍵となりそうだ。
1番奥駿仁、2番井上蓮音、3番斉藤大将が打線の勢いをつける。昨秋公式戦の成績は1番の奥は打率.345・チームトップの8盗塁を記録しリードオフマンの役割を担う。2番の井上は打率.333・打点6と好打者で中軸に繋ぐ。
3番の斉藤は.464・打点11と打線の軸を担った。4番の佐藤仁はチーム一のスイングスピードを誇り1本の本塁打を放っている。6番の山下航輝はチームトップの2本塁打と力があり、佐藤と山下はチームトップの12打点を記録した。
昨夏ベスト16のレギュラー9人中5人がメンバーとして残り、経験が豊富なチームとなる。打撃陣は福岡大会7試合で54得点・失点は10と安定さを見せつけて秋の福岡大会を制した。福岡大会決勝戦では育徳館戦でも16得点をあげて打線の強さを見せつけた。昨夏は甲子園で2勝をあげ、3回戦では優勝した京都国際高校に敗れた。全国レベルを経験したメンバーが多く残り、選抜での活躍に期待したい。
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