第97回選抜高校野球出場校紹介 明徳義塾(高知)
四国大会を制し、昨夏に続き選抜出場を決めた明徳義塾が4年ぶり21回目の選抜出場に挑む。
主戦投手の池崎安侍朗は今大会注目の左腕だ。最速141キロのストレートをコーナーに決め、制球力の高さが魅力。昨夏1年生ながら捕手として出場した里山楓馬との息も合った攻めの投球を繰り出す。四国大会初戦の鳴門高校(徳島)戦では被安打2・7奪三振完封と圧巻の投球を見せ四国大会優勝の立役者となった。背番号10の羽岡拓哉も15イニング無失点を記録し、投手陣の安定している。
打撃陣は昨夏3番を打ち鳥取城北戦で3打点を挙げた藤森海斗が新チームでは4番に座り、5番を打つ里山楓馬は昨夏準優勝の関東第一戦で先制打を含む2打点を放つなど中軸は経験と勝負強さが持ち味だ。1番を打つ松井萊翔は四国大会初戦の鳴門高校戦で3安打を放ちリードオフマンとしての活躍を見せた。
投手の池崎安侍朗も昨秋公式戦打率.333、7番を打った続木琥太朗は打率458と下位打線にも好打者を揃え抜け目がない。
好打者を揃えながら四国大会では、バントやスクイズと小技を絡めながら得点していった。注目左腕の池崎安侍朗がある程度失点を計算できるため、守備力と打撃力を磨いて甲子園に乗り込む。甲子園でも名将馬淵史郎監督の采配に注目し、初の選抜優勝を目指す。
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