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第97回選抜高校野球出場校紹介 常葉菊川(静岡)


東海大会準優勝の常葉菊川が2年ぶり6回目の選抜に挑む。

投手陣の軸は大村昴輝。昨秋の公式戦では57回を投げて防御率1.58を記録。最速128キロながら制球力が抜群で与四死球はわずか4つのみと大崩れしない。選抜では背番号1を背負う身長180cm左腕の佐藤大介は公式戦登板がないものの紅白戦で好調と注目したい。昨夏は背番号1を託されたが昨秋は背番号20で3登板のみに終わった石黒巧は春までの復活が待たれる。背番号4ながら最速142キロとチーム1の速球を誇る佐藤大加良などが控える。

チーム打率.338・平均得点7点以上と打線は爆発力を秘める。
準決勝の至学館(愛知)戦では0−4から逆転を果たすなど、劣勢を跳ね返す力もある。打線を引っ張るのは1番を打つ橘木千空。昨秋公式戦では打率.513・打点9と好成績を残し、チャンスを作る。中軸は佐藤大加良が打率.444・チームトップの12打点をマークした。4番に座る児玉一琉は本塁打2本を放ち、打点11とチーム1の長打力と勝負強さが光る。

昨夏のレギュラーが多く残り、そのメンバーが東海大会準優勝の大きな原動力となった。

石岡監督は前回初めて指揮を振った2023年の選抜では専大松戸(千葉)完封負けを喫し、攻撃力を磨いてきた。その成果が昨秋に身を結びどんな展開からも逆転できる力強さもある。
選抜もその爆発的な打撃力を発揮できるか注目したい。

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