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第97回選抜高校野球出場校紹介 横浜清陵(神奈川)


昨秋神奈川大会でベスト8に入り、21世紀枠を勝ち取った横浜清陵が春夏通じて初の甲子園に挑む。

投手陣は左右の二枚看板が軸となる。背番号10の左腕・西田豪は昨秋公式戦で24回を投げて防御率1.48・与四死球は6と制球力が高い。直球・変化球共にストライクが取れることが強みだ。昨夏は三塁手として出場し、新チームから投手に転向した背番号1の内藤大維は21回を投げて防御率1.80・与四死球6と安定感がある。スリークォーターからテンポよく投げ込み打者を翻弄する。野原慎太郎監督が期待するのが松嶋歩。腰痛分離症を発症しながらも自身のフォームを身につけ成長著しい。


チーム盗塁数24と堅い機動力を誇り、7試合でチーム四死球62と選球眼と粘りの良さが特徴だ。1番を打つ長谷川悠人が軸となる。昨秋公式戦で打率.304・8四死球と高い出塁率を誇り、盗塁6と塁上で相手を掻き乱す。打点もチームトップの7を記録し打の中心選手となる。2番の内藤大維はチーム唯一の本塁打を放ち長打力がある。4番の高山大馳は打点5と中軸で得点をものにする。

昨秋神奈川大会では毎試合打順を変えるなど発展途上のチームだ。敗戦した準々決勝の東海大相模(神奈川)戦では2安打完封と打撃力に課題を残し、冬場は打撃の向上に努めていった。
チーム全員が初の甲子園出場に驕らず、常にチャレンジャーの気持ちでぶつかっていく。神奈川の県立高校では71年ぶりの出場となり、同県では秋王者の横浜高校が出場するなど群雄割拠の神奈川県から出場した横浜清陵は初の全国の舞台でどのような活躍をするか期待したい。

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