未来の球界支える！NPBが中学野球クリニック開催へ

日本野球機構は17日、中学野球クリニックを来年2月から実施することを発表し、開催希望者の募集を開始した。


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リリースによると、この事業は日本野球協議会が行う「中学野球応援プロジェクト」の一環で、中学生軟式野球選手と指導者を対象とする技術指導イベントである。

講師にはプロ野球OBやアマチュア指導者が務め、技術向上や不安解消を目的として全国の団体から開催希望を募るとしている。


中学軟式野球では指導者不足や技術継承の課題が指摘されており、日本野球界全体で強化すべき分野となっている。

NPBはトップ選手育成だけでなく、普及・底辺拡大施策を継続しており、今回のクリニックも“育成年代の質向上”を狙った取り組みである。また、講師にプロOBが参加することで、専門性の高い学びが提供されることも特徴だ。


このクリニックは中学生が直接指導を受ける貴重な機会となり、地域の競技力向上に直結する意義がある。また指導者向けの質疑応答なども含まれており、現場の課題解決につながる実践的な内容が期待される。

野球人口減少が続く中で、若年層のモチベーションを高める施策としても重要だ。


募集期間は2025年11月17日〜2026年1月31日で、開催は2026年2月〜12月を予定している。

応募団体は参加者人数確保や会場準備などが条件となる。今後は各地での開催が決まり次第、詳細スケジュールや講師陣が発表される見通しで、地域ごとの特色を生かしたクリニックが展開されることになりそうだ。


文：SPORTS BULL（スポーツブル）編集部