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ソフトバンク藤井皓哉が1億2000万円で契約更改 戦力外からの復活劇

ソフトバンク藤井皓哉が1億2000万円で契約更改 戦力外からの復活劇
藤井皓哉のインスタグラム(@kouya_fujii.48)より
福岡 Yahoo!ニュースソフトバンクホークスの藤井皓哉投手(29)が24日、みずほペイペイドーム内の球団事務所で契約更改を行い、5000万円アップの来季年俸1億2000万円でサインした。2020年オフに広島から戦力外通告を受け、四国IL高知を経て22年にNPB復帰した苦労人が、ついに夢の大台突破を果たした。当初は育成契約だったが開幕前に支配下登録され、移籍1年目の推定年俸550万円から年々うなぎ登りの快進撃を続けてきた。


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今季は「樹木トリオ」の一員として主に7回を任され、51試合に登板。2勝3敗2セーブ、19ホールド、防御率1.44の成績を残した。日本シリーズでも4試合に登板し、計4イニングを1安打無四球無失点、6奪三振で優秀選手賞に輝き、5年ぶりの日本一に大きく貢献した。セットアッパーとしての安定した働きが、チームの連覇と日本一達成の原動力となった。


藤井は昨年に続き、球団に対して救援陣の査定システムについて見直しを要望した。
先発投手の査定基準が100イニングであるのに対し、救援投手の50試合登板というハードルの高さや、登板過多を避ける近年の傾向を踏まえた提案だった。プロ野球界全体で中継ぎ投手の価値が見直される中、重要な問題提起となっている。


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2014年ドラフト4位で広島に入団したものの、通算14試合で1勝、防御率7.94と結果を残せず戦力外となった過去を持つ藤井。独立リーグでの再起、育成契約からの支配下登録、そして1億円プレーヤーへ――。その軌跡は、戦力外通告を受けた選手たちに希望を示すものとなった。同日には育成出身の大関友久投手もほぼ倍額となる1億7000万円でサインし、ソフトバンクの投手陣の充実ぶりが際立つ契約更改となった。

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