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【全日本実業団ハーフ】樺沢和佳奈が1時間9分20秒で優勝 不破は初ハーフ4位、名古屋初マラソンへ弾み

第54回全日本実業団ハーフマラソンが2月8日、山口市の維新みらいふスタジアム発着で行われ、女子はパリ五輪5000m代表の樺沢和佳奈(三井住友海上)が1時間9分20秒で優勝した。2位は中地こころ(シスメックス)が1時間9分24秒、3位は山﨑りさ(積水化学)が1時間9分30秒で続いた。初ハーフマラソンに挑んだ不破聖衣来(三井住友海上)は1時間9分39秒で4位に入る好走を見せた。

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降雪の中でのレース展開
今大会は世界ロードランニング選手権と東アジアハーフマラソン選手権の代表選考を兼ねて実施された。レースは終盤に雪が降る中での戦いとなり、選手たちは厳しいコンディションでの走りを強いられた。
序盤から社会人1年目の不破が積極的な走りを見せる。10000mで30分台の記録を持つ実力者だが、ハーフマラソンは今回が初挑戦。それでも臆することなくレースを引っ張った。

中盤以降は樺沢、中地、山﨑、川村楓(岩谷産業)らによる上位争いが展開される。終盤にかけて樺沢が力強く抜け出し、中地が追いすがったものの、パリ五輪代表の貫禄を示して優勝をつかんだ。

上位5人が1時間10分切り
5位には川村が1時間9分50秒で入り、上位5人が1時間10分を切る高速レースとなった。6位は座間栞(しまむら)が1時間10分57秒、7位は西川真由(スターツ)が1時間10分59秒で続いた。
3000m障害でアジア選手権代表の経験を持つ西山未奈美(三井住友海上)は1時間11分20秒で8位。同じ三井住友海上の永長里緒は1時間11分25秒で10位に入った。
初ハーフマラソンの不破は4位と健闘。社会人1年目ながらトップクラスの選手たちと渡り合い、ハーフマラソンでも高い適性を示した形だ。
同じく社会人1年目の山﨑も3位に入り、若手の台頭が目立つレースとなった。

故障乗り越え復調示す
樺沢は昨年、坐骨神経痛の影響から右大腿骨の疲労骨折も経験し、シーズンを思うように過ごせなかった時期があった。長期離脱を余儀なくされ、思うような競技活動ができない苦しい時間を過ごしている。
それでも都道府県対抗女子駅伝では9区で区間賞を獲得し、復調を印象づけていた。今回の優勝でさらに確かな手応えをつかんだといえるだろう。樺沢は群馬県前橋市出身。前橋市立富士見中学校時代には全国中学校駅伝大会で2年連続優勝を経験している。山口は樺沢にとって縁のある場所でもあり、中学時代の全国大会優勝の舞台となった地だ。


3月名古屋で初マラソン
次戦は3月8日の名古屋ウィメンズマラソンで、樺沢にとって初マラソンとなる。大会はMGCシリーズ2025-26(女子G1)に位置づけられており、ロサンゼルス五輪の代表選考レースであるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)への出場権獲得がかかる重要なレースだ。
MGCシリーズでは一定の記録や順位で出場権を獲得できる。名古屋ウィメンズマラソンは女子のG1大会として位置づけられ、上位入賞すればMGC出場権を得られる可能性がある。
樺沢は都道府県対抗女子駅伝後のコメントで、ロサンゼルス五輪を見据えてMGC出場権獲得を目指す意向を示していた。今回のハーフマラソン優勝は、初マラソンへ向けて大きな弾みとなるはずだ。
トラック種目で培ったスピードを武器に、マラソンでどのような走りを見せるか。樺沢の初マラソンに注目が集まる。


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男子は平山が初優勝
なお、男子は平山大雅(コニカミノルタ)が1時間0分44秒で初優勝を飾った。2位はB.ムルワ(NDソフト)が1時間0分45秒、3位は市山翼(サンベルクス)が1時間0分46秒で続いた。

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