【スキージャンプ】伊藤有希が見せた31歳の矜持 17位も笑顔で五輪の空を仰ぐ
4大会連続の五輪に挑んだ伊藤有希が、ミラノ・コルティナ五輪での戦いを終えた。2月7日に行われたスキージャンプ女子個人ノーマルヒルで合計228.6点の17位。メダルには届かなかったが、31歳のベテランは笑顔で五輪の舞台を味わった。試合後のインタビューで、伊藤は感謝を口にした。その表情には、長年競技を続けてきた選手の充実感が溢れていた。
【画像】スキージャンプ・伊藤有希、ジャンプ台から見た絶景とともに「応援ありがとうございました!」
4年ぶりの五輪で語った感謝
「4年ぶりにこの魅力ある五輪の舞台で飛ばせていただいて、本当にありがたい気持ちでいっぱい」。競技を終えた伊藤の言葉はシンプルだ。「私に五輪の空を見させてくれた全ての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑みを浮かべた。
ソチ、平昌、北京と3度の五輪を経験してきた伊藤。だが、今大会までの道のりは平坦ではなかった。ここ2シーズンは調子が上がらず、4枠のうち4番手で辛くも代表に滑り込んだ経緯がある。「ここまで来たら覚悟を決めて進むしかない。今までやってきたことを信じて飛びたい」。強い口調で語っていた伊藤の言葉通り、五輪の舞台を全力で楽しんだ。
【画像】【ジャンプ混合団体】高梨沙羅が4年越しの雪辱 銅メダル獲得で涙「人生で一番嬉しい」
ライバルへの思いやり
注目を集めたのは、伊藤の別の一面だ。ワールドカップ個人総合2連覇中で今季13勝のニカ・プレブツ(スロベニア)が、まさかの2位に終わり涙を流す場面があった。
「選手それぞれの顔がある」と伊藤。「メダルを取った3人の顔を見たけど、3人とも違う表情をしていた。彼女にとって望んだメダルの色ではなかったかもしれないけど、彼女にとってはまだチャンスがあるので」。五輪でメダルを取っても、ああいう表情になる選手もいるというふうに、自分の中でも感じるものはあったと率直な心境を明かす。勝者への祝福だけでなく、敗者への配慮も忘れない。それが伊藤有希という選手の人間性を物語っている。
チームの銅メダルを喜び次戦へ
2月10日に行われた混合団体では、日本は銅メダルを獲得した。
現地時間15日には、個人ラージヒルが控える。「最後、もう一試合いただいたチャンスを生かして飛ばせてもらいたい」と伊藤は雪辱を誓った。4大会連続出場の31歳が、再び五輪の空に挑む。
【画像】スキージャンプ・伊藤有希、ジャンプ台から見た絶景とともに「応援ありがとうございました!」
4年ぶりの五輪で語った感謝
「4年ぶりにこの魅力ある五輪の舞台で飛ばせていただいて、本当にありがたい気持ちでいっぱい」。競技を終えた伊藤の言葉はシンプルだ。「私に五輪の空を見させてくれた全ての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑みを浮かべた。
ソチ、平昌、北京と3度の五輪を経験してきた伊藤。だが、今大会までの道のりは平坦ではなかった。ここ2シーズンは調子が上がらず、4枠のうち4番手で辛くも代表に滑り込んだ経緯がある。「ここまで来たら覚悟を決めて進むしかない。今までやってきたことを信じて飛びたい」。強い口調で語っていた伊藤の言葉通り、五輪の舞台を全力で楽しんだ。
【画像】【ジャンプ混合団体】高梨沙羅が4年越しの雪辱 銅メダル獲得で涙「人生で一番嬉しい」
ライバルへの思いやり
注目を集めたのは、伊藤の別の一面だ。ワールドカップ個人総合2連覇中で今季13勝のニカ・プレブツ(スロベニア)が、まさかの2位に終わり涙を流す場面があった。
金メダル最有力候補だったプレブツを、伊藤が気遣い抱きしめる姿が印象的だった。
「選手それぞれの顔がある」と伊藤。「メダルを取った3人の顔を見たけど、3人とも違う表情をしていた。彼女にとって望んだメダルの色ではなかったかもしれないけど、彼女にとってはまだチャンスがあるので」。五輪でメダルを取っても、ああいう表情になる選手もいるというふうに、自分の中でも感じるものはあったと率直な心境を明かす。勝者への祝福だけでなく、敗者への配慮も忘れない。それが伊藤有希という選手の人間性を物語っている。
チームの銅メダルを喜び次戦へ
2月10日に行われた混合団体では、日本は銅メダルを獲得した。
4年前の北京五輪で失格の悔しさを味わった高梨沙羅がリベンジを果たすと、会場にいた伊藤は涙する高梨を抱きしめた。丸山希の銅メダルについても目を細める。「4年前の五輪は怪我して辛い思いをしてきたと思う。その想いが報われて、彼女にとって最高の五輪になったんじゃないかな」。チームメイトの活躍を心から喜んだ。
現地時間15日には、個人ラージヒルが控える。「最後、もう一試合いただいたチャンスを生かして飛ばせてもらいたい」と伊藤は雪辱を誓った。4大会連続出場の31歳が、再び五輪の空に挑む。