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【東京マラソン】大迫傑が日本人トップ 鈴木健吾との終盤戦を制す

MGCシリーズ2025-26・G1の東京マラソンが3月1日、東京都庁から東京駅前・行幸通りまでのコースで行われた。男子はタデセ・タケレ(エチオピア)が2時間03分37秒で優勝し2連覇。日本勢は日本記録保持者の大迫傑(リーニン)が2時間05分59秒で12位に入り、日本人トップとなった。

【画像】【東京マラソン】大迫傑が日本人トップ鈴木健吾との終盤戦を制す

橋本龍一が序盤から独走
レースは午前9時10分にスタート。順大OBの橋本龍一(プレス工業)が積極的な走りを見せた。
日本人ペースメーカーの中村大聖(ヤクルト)とともに飛び出すと、5kmを14分34秒で通過。後続の大集団とは約10秒の差をつけた。
橋本はそのまま30kmまで日本人トップの座を守り続ける粘り強い走りを披露。
スタート直後から長時間にわたって先頭を走り続けた。
一方、大迫や前日本記録保持者の鈴木健吾(横浜市陸協)、2025年東京世界陸上代表の近藤亮太(三菱重工)らは後続集団でレースを進めた。第2集団は5kmを14分44秒で通過し、慎重にペースを刻んだ。

30km以降に日本勢が動く
ペースメーカーが外れた30km以降、集団がばらけ始めた。32km付近で鈴木が一気にペースアップ。橋本を捕らえて日本人トップに立った。
大迫もこれに反応。初マラソンの工藤慎作(早大)、近藤とともに鈴木を追いかける展開となった。
箱根駅伝5区で3年連続好走している工藤は、初めてのフルマラソンで上位陣に食らいつく力走を見せた。
橋本は26km過ぎに先頭集団に飲み込まれたが、長時間の先頭走で健闘が光った。工藤や近藤も終盤まで上位争いに絡み、日本勢の充実ぶりを示した。

大迫が終盤に鈴木を振り切る
35km以降、日本人トップ争いは大迫と鈴木の一騎打ちとなった。新旧日本記録保持者同士の対決に、レースは大きな盛り上がりを見せる。
削り合いのような緊迫した展開が続いた。鈴木が一度スパートを仕掛けたが、41km付近で大迫が再び前に出た。
そのままフィニッシュし、大迫は自己4番目となる2時間05分59秒で12位。
鈴木は2時間06分09秒で13位と、わずか10秒差の接戦だった。

バレンシアから3カ月での挑戦
大迫は昨年12月のバレンシアで2時間04分55秒と自身3度目の日本記録を樹立してから、わずか約3カ月でのマラソン挑戦となった。海外トップランナーも実施している短期スパンでの連戦。シューズやトレーニングの進化を背景に、新たな挑戦に踏み切った形だ。
大迫はマラソンで東京五輪6位入賞、パリ五輪にも出場。一度は引退を表明したが撤回し、復帰後も進化を続けている。34歳を迎えた日本記録保持者が、再び東京の舞台で存在感を示した。

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プロ転向後初レースの鈴木
鈴木は昨年10月に富士通を退社し、プロランナーとして活動を開始。
今回が転向後初めてのマラソンだった。
2021年のびわ湖毎日マラソンで2時間04分56秒の日本記録(当時)を樹立した実力者。世界大会では結果を残せていないが、2025年の大阪マラソンで2時間06分18秒をマークして復調ぶりを見せていた。
大迫との一騎打ちで惜しくも日本人トップは逃したものの、プロ転向後のスタートとして一定の成果を残した形となった。
本大会はMGCシリーズ2025-26の男子グレード1に指定され、アジア大会の代表選考レースも兼ねている。日本マラソン界の今後を占う重要な一戦となった。

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