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【東京マラソン2026】大迫傑、日本人トップで貫禄示す 34歳の底力

34歳が、日本の頂点に立った。3月1日に開催された東京マラソン2026で、日本記録保持者の大迫傑(リーニン)が2時間5分59秒(速報値)で12位に入り、日本人最上位を獲得した。2020年大会以来となる東京マラソンでの日本人トップ。一度は引退を表明しながら現役に戻った男の、再びの証明だ。

【画像】東京マラソン2026大迫傑、日本人トップで貫禄示す引退撤回から4年、34歳の底力

41kmの一騎打ちを制した経験値

レースは序盤から橋本龍一(プレス工業)が単独で飛び出す荒れた展開となった。海外勢を含む大集団が30km付近から崩れはじめると、32km過ぎに前日本記録保持者の鈴木健吾(横浜市陸協)が日本人トップへ浮上。大迫は追う立場で34km以降に鈴木との一騎打ちを演じた。40km過ぎに鈴木が仕掛けると、大迫が冷静に対応。
41km付近で前に出てそのままフィニッシュした。「記録的には問題ないですが、順位はもうちょっと」と振り返った一方、昨年12月のバレンシアから約3カ月という短期間の準備については「そこから3カ月で仕上げられたのは経験」と語った。

一度終わった競技人生、再び日本の頂へ

大迫が現役引退を表明したのは、2021年の東京五輪で6位入賞を果たした直後のことだ。だが翌2022年にそれを撤回し、競技に復帰。2024年のパリ五輪にも出場を果たした。昨年10月には中国スポーツメーカー「リーニン」との所属契約を発表し、同12月のバレンシアで2時間4分55秒の自身3度目となる日本新記録を樹立。34歳を迎えても衰えを知らない走りで、今大会も自己4番目のタイムを刻んだ。

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秋マラソンへ世界との差を縮める誓い

今大会の優勝タイムは2時間3分37秒。
日本勢トップとの差は2分22秒。大迫は「所属や国の垣根を越えて一緒にトレーニングしていくのが大事ではないか」と語り、鈴木ら後続世代との協力にも意欲を見せた。今後については「心身ともにフレッシュな状態で秋のマラソンに向かっていきたい」と明かした。引退と復帰を経た34歳のベテランが見据える先は、まだ先にある。

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