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【WBC2026】「1杯目は熱すぎた」 イタリア主将パスカンティーノが仕掛けるHRエスプレッソ祭りの裏側

本塁打が生まれるたびに、ベンチに笑顔があふれる。WBCイタリア代表のHRセレブレーションが世界中の注目を集めている。仕掛け人は主将ビニー・パスカンティーノ(28=ロイヤルズ)だ。

【画像】【WBC2026】「最初の1杯は熱すぎた」イタリア主将パスカンティーノが生んだ“HRエスプレッソ”の舞台裏

ダイヤモンドを回った打者がベンチに戻ると、パスカンティーノがエスプレッソマシンのスイッチを入れる。紙コップに注がれた一杯が、祝福の合図だ。

このスタイルは2023年大会から続く伝統。今大会もベンチへの持ち込みが継続された。ただ、初戦は波乱の幕開けだった。
マシンの設定が高温すぎて、選手たちが舌をやけどするアクシデントが発生。ダンテ・ノーリ外野手は「1杯目は熱すぎた」と振り返った。

それでも誰も笑いを止めなかった。セルベリ監督は「みんな、それを吐き出す仕草がウケた。温度を調節した。まだ春季キャンプ中の時期は、何事にも調整期間が必要」と笑い飛ばした。2杯目以降はしっかり改善済み。ノーリは「かなりおいしかった」と満足げに語り、「イタリア人はみんなコーヒーをよく飲みます」と国民性もアピールした。


「イタリアン・ナイトメア(イタリアの悪夢)」。三振が少なく勝負強いバッティングからパスカンティーノに現地で付いた異名だ。ロイヤルズの主砲として知られる一方、今大会は4試合でノーヒットが続いた。

それでも本塁打を放った打者が生還するたびにエスプレッソを笑顔で差し出し、チームを盛り上げてきた。迎えたメキシコ戦(現地3月11日)、2回に先頭打者として右翼へソロ本塁打。ついに自らも一杯を飲む番が回ってきた。

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エスプレッソに込められた思いは、チームの結束だけではない。パスカンティーノは「僕たちは自分たちのためにこれをやっているのではありません。
イタリアに野球文化を作るためです。野球環境を良くすることで競技が広がり、代表選手も増える」と語った。

本塁打が出るたびに湧き上がる「エスプレッソ祭り」。今大会で最も熱いチームの象徴が、カップの底で光っている。

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