広島 先発転向の栗林良吏が開幕ローテ入りへ大きく前進
待望の快投だった。広島・栗林良吏投手(29)が3月12日のオープン戦DeNA戦(横浜)に先発し、5回5安打無四球無失点の好内容で切り抜けた。プロ入り後271試合すべてをリリーフで積み上げてきた右腕が、新たな舞台へと大きく踏み出した。
【画像】「守護神が先発で覚醒」広島・栗林良吏、5回0封の快投に高まる期待
フォーム矯正が奏功した5回0封
1回先頭打者から連続三振を奪い、先発挑戦後初の3者凡退でスタートを切った。3回は先頭に安打を許したものの、2者連続三振で追加点を与えず。プロ最長となる5回には1死満塁の窮地を迎えながらも、フォークで空振り三振を奪って切り抜けた。
注目は内容の改善だ。前回4日の教育リーグ中日戦では、体の開きの早さや変化球の腕の振りが課題と分析されていた。
「この1週間すごくもどかしい気持ちで、早く結果を残したいと過ごしてきたので、結果が出て良かった」と栗林。新井貴浩監督も好投を高く評価した。
守護神が決断した先発転向の背景
なぜ今、新たな役割なのか。背景には昨秋の新井監督との対話がある。
2025年シーズン、栗林は開幕から抑えを任されながらも序盤に状態が上がらず、途中からセットアッパーへ配置転換された。それでも55試合に登板し、1勝1敗23ホールド10セーブを記録。
新井監督はその理由をこう説明した。「球種も豊富だし、クイックもできる。これまでは1球も無駄にできない状況で投げてきたけど、いい意味で遊びができるようになれば投手としての幅が広がると思う」。社会人時代(トヨタ自動車)に先発を経験している資質も根拠の一つだ。FA移籍で九里亜蓮が抜けて手薄になった先発陣の補強という側面もある。一方で、栗林への再生の期待がにじむ決断でもあった。
先発ローテを1年間守り抜く覚悟
先発としての使命は長いイニングを投げ抜くことに尽きる。
開幕ローテ候補として前進した今、本人は「継続しないと意味がない」と兜の緒を締めた。球団からの要望は「先発として貯金をつくれるように」。先発ローテを1年間守り抜く覚悟をにじませた6年目の右腕に、注目が集まる。
【画像】カープ新井監督の闘志むき出し"炎ショット”にファンから期待の声
通算134セーブを積み重ねた守護神が、白紙のマウンドに立つ。先発・栗林良吏の第一章が、いよいよ幕を開ける。
【画像】「守護神が先発で覚醒」広島・栗林良吏、5回0封の快投に高まる期待
フォーム矯正が奏功した5回0封
1回先頭打者から連続三振を奪い、先発挑戦後初の3者凡退でスタートを切った。3回は先頭に安打を許したものの、2者連続三振で追加点を与えず。プロ最長となる5回には1死満塁の窮地を迎えながらも、フォークで空振り三振を奪って切り抜けた。
注目は内容の改善だ。前回4日の教育リーグ中日戦では、体の開きの早さや変化球の腕の振りが課題と分析されていた。
この日は7日間の調整でフォームを矯正し直し、真っすぐに力が戻った。変化球の腕の振りも強くなり、ストライクゾーンに収まったフォークでも空振りを奪えた。
「この1週間すごくもどかしい気持ちで、早く結果を残したいと過ごしてきたので、結果が出て良かった」と栗林。新井貴浩監督も好投を高く評価した。
守護神が決断した先発転向の背景
なぜ今、新たな役割なのか。背景には昨秋の新井監督との対話がある。
2025年シーズン、栗林は開幕から抑えを任されながらも序盤に状態が上がらず、途中からセットアッパーへ配置転換された。それでも55試合に登板し、1勝1敗23ホールド10セーブを記録。
シーズン終盤、指揮官から先発転向を直接打診された。
新井監督はその理由をこう説明した。「球種も豊富だし、クイックもできる。これまでは1球も無駄にできない状況で投げてきたけど、いい意味で遊びができるようになれば投手としての幅が広がると思う」。社会人時代(トヨタ自動車)に先発を経験している資質も根拠の一つだ。FA移籍で九里亜蓮が抜けて手薄になった先発陣の補強という側面もある。一方で、栗林への再生の期待がにじむ決断でもあった。
先発ローテを1年間守り抜く覚悟
先発としての使命は長いイニングを投げ抜くことに尽きる。
「先発になったからといって、球速が落ちたり球のキレがなくなったと言われるようではダメだと思う」。そう語る栗林は、オフから先発仕様の体づくりに取り組んできた。
開幕ローテ候補として前進した今、本人は「継続しないと意味がない」と兜の緒を締めた。球団からの要望は「先発として貯金をつくれるように」。先発ローテを1年間守り抜く覚悟をにじませた6年目の右腕に、注目が集まる。
【画像】カープ新井監督の闘志むき出し"炎ショット”にファンから期待の声
通算134セーブを積み重ねた守護神が、白紙のマウンドに立つ。先発・栗林良吏の第一章が、いよいよ幕を開ける。