【大学サッカー】早稲田大学2026新入部員|1部復帰の年に下克上の予感
早稲田大学ア式蹴球部が2026年度の新入部員を発表した。
2025年の関東大学サッカーリーグ2部で最終節に逆転昇格を果たし、1部の舞台へと帰ってきた早稲田大学。その記念すべき1部復帰初年度に合流する2026年度新入部員の顔ぶれが明らかになった。
2025年U-18日本代表に選出された187cmの大型CB月舘汰壱アブーバクル(青森山田高校)を筆頭に、プレミアリーグEAST制覇・クラブユース選手権優勝・プレミアファイナル3冠の鹿島アントラーズユースからMF中川天蒼が加入。高校サッカー界を沸かせた逸材たちが大学サッカーの名門に集結した。新シーズン、早稲田大学はいかなる戦いを見せるのか。
【大学サッカー】静岡学園10番・篠塚怜音ら豪華すぎる!JUFAが神奈川大2026年新入部員を発表
早稲田大学2026年度新入部員名簿
GK 長谷川宗大三菱養和SCユース
DF 月舘汰壱アブーバクル青森山田高校
DF 岩尾健琉清水エスパルスユース
MF 高橋裕哉FC東京U-18
MF 野村勇仁名古屋グランパスU-18
MF 中川天蒼鹿島アントラーズユース
FW ピドゥ大樹ベガルタ仙台ユース
FW 根木翔大尚志高校
FW 大西利都名古屋グランパスU-18
※2月14日発表時のメンバー
早稲田大学2026新入部員の注目選手は?
DF 月舘汰壱アブーバクル(青森山田高校)
今年度の入部予定選手のなかで、最も高い注目度を誇る逸材だ。
187cmの高さと身体能力を兼ね備えた大型センターバックで、空中戦・対人守備が抜群。
日本とアフリカ大陸のブルキナファソにルーツを持つ月舘は、1年前まで青森山田のCチームに所属していた。サイズ感と身体能力の高さに加え、努力を積み重ねる姿勢が評価され、5月にBチームへ昇格。新チーム発足時からは守備の要を任されるまでに急成長を遂げた。
2025年にU-18日本代表に初選出。2026年には日本高校選抜候補にも名を連ねた。第104回全国高校サッカー選手権でも青森山田高校の4番として最終ラインに君臨し、大津高校との2回戦で身体を張ったブロックを披露するなど、青森山田高校中高6年間で培ってきた守備の技術を体現した。
代表経験と187cmの高さを持つCBが早稲田大学の最終ラインに加わることで、1部での戦いにおける守備の安定感は格段に増すはずだ。
MF 中川天蒼(鹿島アントラーズユース)
「勝負強さ」という言葉がこれほど似合う選手も珍しい。
プレミアリーグEAST王者・鹿島アントラーズユースにおいて、プレミアリーグファイナルでは背番号14をつけてミドルシュートを放つなど積極的なプレーを披露。PK戦の末に神戸U-18を下し、史上初の3冠達成に貢献した。
クラブユース選手権決勝でも、それまで大会で得点のなかった中川が後半13分に左からのクロスに頭で合わせてゴールを決め、3-0での優勝に貢献。「今大会、点を取れていなかったなか、絶対に取ってやろうと臨みました」と勝負の場面で力を発揮できる精神的な強さも示した。
プレミアリーグという最高峰の舞台で2年間にわたって揉まれた経験は、大学1部の環境でも存分に活きるはずだ。
FW 根木翔大(尚志高校)
全国の舞台で結果を出し続けた実績派FWが、早稲田大学の攻撃陣に合流する。
2025年全国高校総体(インターハイ)では尚志高校の攻撃の核として機能し、同大会で準決勝まで進出。
第104回全国高校サッカー選手権でも存在感を発揮した。インターハイ準決勝の神村学園高校戦では前半25分にゴールを決め先制に貢献。選手権本番では背番号9を背負い、9番FWとして出場。対山梨学院高校戦ではロングスローでチャンスを演出するなど、ゴール前での存在感を示した。
尚志高校という選手権常連校でストライカーとしての経験を積んだ根木は、1部の早稲田大学においても即戦力として期待される一人だ。
早稲田大学の2026年度チーム戦力はどう変わる?
2025年シーズン、早稲田大学は2部リーグで最終的に2位に入り、劇的な形で1部昇格を掴み取った。その翌年に迎える1部での戦いに向け、今回の補強の意図は明確だ。
まず、守備ラインの強化という観点では月舘汰壱アブーバクルと岩尾健琉(清水エスパルスユース)という2枚のDF獲得が際立つ。J1クラブユース出身者が2名加わることで、最終ラインの対人・空中戦能力は大幅に底上げされる。
中盤においては鹿島アントラーズユース、FC東京U-18、名古屋グランパスU-18という複数のJ1系列ユースから合計3名のMFが入部する。プレミアリーグという最高峰で鍛えられた技術と判断力は、早稲田大学の中盤に質と厚みをもたらす。
前線は根木翔大(尚志高校)、ピドゥ大樹(ベガルタ仙台ユース)、大西利都(名古屋グランパスU-18)と3名のFWが揃い、得点力の向上に直結する補強となっている。名古屋グランパスU-18から2名の選手が加わっている点も注目で、同クラブのユース組織が誇る技術教育を受けた選手が複数名在籍することになる。
全体として「守備の強化」と「攻撃の多様化」を両立させた布陣と言えるだろう。1部に復帰する年に即戦力を複数獲得できた点は、チームの再建を大きく後押しするはずだ。
大学サッカーからプロへ|早稲田大学が選ばれる理由
大学サッカーは今やプロへの最短距離の一つとして確立されている。
早稲田大学ア式蹴球部は長い歴史の中で数多くのJリーガーを輩出してきた名門であり、今回加入するルーキーたちもまた、その系譜を継ぐ存在となり得る。U-18日本代表経験者の月舘汰壱アブーバクル、3冠メンバーの中川天蒼、全国高校サッカー選手権で活躍した根木翔大——それぞれが高校・ユース年代で全国レベルの舞台を経験してきた。
1部に復帰した早稲田大学という環境で、これらの新戦力がいかなる成長曲線を描くか。大学サッカー界の名門から次世代の日本代表が生まれる日を期待したい。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
2025年の関東大学サッカーリーグ2部で最終節に逆転昇格を果たし、1部の舞台へと帰ってきた早稲田大学。その記念すべき1部復帰初年度に合流する2026年度新入部員の顔ぶれが明らかになった。
2025年U-18日本代表に選出された187cmの大型CB月舘汰壱アブーバクル(青森山田高校)を筆頭に、プレミアリーグEAST制覇・クラブユース選手権優勝・プレミアファイナル3冠の鹿島アントラーズユースからMF中川天蒼が加入。高校サッカー界を沸かせた逸材たちが大学サッカーの名門に集結した。新シーズン、早稲田大学はいかなる戦いを見せるのか。
【大学サッカー】静岡学園10番・篠塚怜音ら豪華すぎる!JUFAが神奈川大2026年新入部員を発表
早稲田大学2026年度新入部員名簿
GK 長谷川宗大三菱養和SCユース
DF 月舘汰壱アブーバクル青森山田高校
DF 岩尾健琉清水エスパルスユース
MF 高橋裕哉FC東京U-18
MF 野村勇仁名古屋グランパスU-18
MF 中川天蒼鹿島アントラーズユース
FW ピドゥ大樹ベガルタ仙台ユース
FW 根木翔大尚志高校
FW 大西利都名古屋グランパスU-18
※2月14日発表時のメンバー
早稲田大学2026新入部員の注目選手は?
DF 月舘汰壱アブーバクル(青森山田高校)
今年度の入部予定選手のなかで、最も高い注目度を誇る逸材だ。
187cmの高さと身体能力を兼ね備えた大型センターバックで、空中戦・対人守備が抜群。
ロングボールをことごとく跳ね返し、長いリーチを活かしたボール奪取でも相手の攻撃を封じる。
日本とアフリカ大陸のブルキナファソにルーツを持つ月舘は、1年前まで青森山田のCチームに所属していた。サイズ感と身体能力の高さに加え、努力を積み重ねる姿勢が評価され、5月にBチームへ昇格。新チーム発足時からは守備の要を任されるまでに急成長を遂げた。
2025年にU-18日本代表に初選出。2026年には日本高校選抜候補にも名を連ねた。第104回全国高校サッカー選手権でも青森山田高校の4番として最終ラインに君臨し、大津高校との2回戦で身体を張ったブロックを披露するなど、青森山田高校中高6年間で培ってきた守備の技術を体現した。
代表経験と187cmの高さを持つCBが早稲田大学の最終ラインに加わることで、1部での戦いにおける守備の安定感は格段に増すはずだ。
MF 中川天蒼(鹿島アントラーズユース)
「勝負強さ」という言葉がこれほど似合う選手も珍しい。
プレミアリーグEAST王者・鹿島アントラーズユースにおいて、プレミアリーグファイナルでは背番号14をつけてミドルシュートを放つなど積極的なプレーを披露。PK戦の末に神戸U-18を下し、史上初の3冠達成に貢献した。
クラブユース選手権決勝でも、それまで大会で得点のなかった中川が後半13分に左からのクロスに頭で合わせてゴールを決め、3-0での優勝に貢献。「今大会、点を取れていなかったなか、絶対に取ってやろうと臨みました」と勝負の場面で力を発揮できる精神的な強さも示した。
プレミアリーグという最高峰の舞台で2年間にわたって揉まれた経験は、大学1部の環境でも存分に活きるはずだ。
FW 根木翔大(尚志高校)
全国の舞台で結果を出し続けた実績派FWが、早稲田大学の攻撃陣に合流する。
2025年全国高校総体(インターハイ)では尚志高校の攻撃の核として機能し、同大会で準決勝まで進出。
決定力と空中戦・対人プレーの強さが強調される選手だ。
第104回全国高校サッカー選手権でも存在感を発揮した。インターハイ準決勝の神村学園高校戦では前半25分にゴールを決め先制に貢献。選手権本番では背番号9を背負い、9番FWとして出場。対山梨学院高校戦ではロングスローでチャンスを演出するなど、ゴール前での存在感を示した。
尚志高校という選手権常連校でストライカーとしての経験を積んだ根木は、1部の早稲田大学においても即戦力として期待される一人だ。
早稲田大学の2026年度チーム戦力はどう変わる?
2025年シーズン、早稲田大学は2部リーグで最終的に2位に入り、劇的な形で1部昇格を掴み取った。その翌年に迎える1部での戦いに向け、今回の補強の意図は明確だ。
まず、守備ラインの強化という観点では月舘汰壱アブーバクルと岩尾健琉(清水エスパルスユース)という2枚のDF獲得が際立つ。J1クラブユース出身者が2名加わることで、最終ラインの対人・空中戦能力は大幅に底上げされる。
中盤においては鹿島アントラーズユース、FC東京U-18、名古屋グランパスU-18という複数のJ1系列ユースから合計3名のMFが入部する。プレミアリーグという最高峰で鍛えられた技術と判断力は、早稲田大学の中盤に質と厚みをもたらす。
前線は根木翔大(尚志高校)、ピドゥ大樹(ベガルタ仙台ユース)、大西利都(名古屋グランパスU-18)と3名のFWが揃い、得点力の向上に直結する補強となっている。名古屋グランパスU-18から2名の選手が加わっている点も注目で、同クラブのユース組織が誇る技術教育を受けた選手が複数名在籍することになる。
全体として「守備の強化」と「攻撃の多様化」を両立させた布陣と言えるだろう。1部に復帰する年に即戦力を複数獲得できた点は、チームの再建を大きく後押しするはずだ。
大学サッカーからプロへ|早稲田大学が選ばれる理由
大学サッカーは今やプロへの最短距離の一つとして確立されている。
早稲田大学ア式蹴球部は長い歴史の中で数多くのJリーガーを輩出してきた名門であり、今回加入するルーキーたちもまた、その系譜を継ぐ存在となり得る。U-18日本代表経験者の月舘汰壱アブーバクル、3冠メンバーの中川天蒼、全国高校サッカー選手権で活躍した根木翔大——それぞれが高校・ユース年代で全国レベルの舞台を経験してきた。
1部に復帰した早稲田大学という環境で、これらの新戦力がいかなる成長曲線を描くか。大学サッカー界の名門から次世代の日本代表が生まれる日を期待したい。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部