【大相撲春場所】朝白龍 三役宣言の新入幕が奮闘 霧島ら上位陣も激戦
大相撲春場所(3月8日初日・エディオンアリーナ大阪)が3月19日で十二日目となった。2場所目を迎えた新鋭・朝白龍(高砂部屋)が白星を重ね、注目を集めている。一方、関脇・霧島らが優勝争いで激しい競り合いを繰り広げており、後半戦に向けてさらに熱を帯びてきた。「今年の目標は三役に上がること」と宣言した27歳の奮闘が、春場所を彩っている。
【画像】三役宣言の新入幕が奮闘霧島ら上位陣も激戦
日体大柏高留学から大相撲へ異色の道のりをたどった27歳
朝白龍は1999年1月8日生まれの27歳、モンゴル・ウランバートル出身で高砂部屋に所属する。身長185.0センチ、体重151.0キロ。「朝白龍」の四股名は師匠・高砂親方(元関脇朝赤龍)の現役名と、高砂部屋が生んだ横綱「朝青龍」、縁起の良い「白」に由来する。 幼少期はバスケットボールや砲丸投げを経験し、13歳からレスリングを始めた。
新入幕を勝ち越し「三役」を宣言した27歳
新入幕となった1月場所は序盤に5勝2敗と白星を先行させたものの、その後5連敗。土俵際まで追い詰められたが、千秋楽まで3連勝で締めくくり8勝7敗の勝ち越しを決めた。
【画像】安青錦が東大関で綱取りへ熱海富士は静岡県出身で戦後初の新三役
霧島ら上位陣が激戦春場所後半戦の見どころ
今場所の優勝争いでは、関脇・霧島をはじめ隆の勝、琴勝峰、豪ノ山らが8日目終了時点で7勝1敗と上位に並んだ。
【画像】三役宣言の新入幕が奮闘霧島ら上位陣も激戦
日体大柏高留学から大相撲へ異色の道のりをたどった27歳
朝白龍は1999年1月8日生まれの27歳、モンゴル・ウランバートル出身で高砂部屋に所属する。身長185.0センチ、体重151.0キロ。「朝白龍」の四股名は師匠・高砂親方(元関脇朝赤龍)の現役名と、高砂部屋が生んだ横綱「朝青龍」、縁起の良い「白」に由来する。 幼少期はバスケットボールや砲丸投げを経験し、13歳からレスリングを始めた。
元横綱・朝青龍からの誘いで相撲に転向。2014年、日本の日体大柏高(現・日本体育大学柏高校)が実施したスポーツ留学のオーディションに合格し、後の欧勝馬や横綱・豊昇龍と同じ便で来日した。 高校卒業後は拓殖大学へ進学し、2022年の卒業後に高砂部屋に入門。拓大出身力士の新入幕は1997年5月場所の栃乃洋以来29年ぶりとなった。序ノ口優勝、新十両優勝と段階を踏みながら昇進を重ね、2026年1月場所で新入幕。高砂部屋への入門。
新入幕を勝ち越し「三役」を宣言した27歳
新入幕となった1月場所は序盤に5勝2敗と白星を先行させたものの、その後5連敗。土俵際まで追い詰められたが、千秋楽まで3連勝で締めくくり8勝7敗の勝ち越しを決めた。
2月11日に都内で開かれた幕内昇進祝賀会にはモンゴルから来日中の両親を含む約130人が集まった。「今年の目標は三役に上がること。期待に応えられるように、一生懸命頑張っていく」と決意を宣言。師匠の高砂親方は「2人(豊昇龍、欧勝馬)が先に幕内に上がって焦りもあったと思う。それが頑張りにつながっている」と飛躍への期待を語った。 春場所は東前頭16枚目として臨み、9日目には金峰山を寄り切りで下すなど後半戦も白星を積み上げている。決まり手の主力は寄り切り(51%)と押し出し(22%)だ。
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霧島ら上位陣が激戦春場所後半戦の見どころ
今場所の優勝争いでは、関脇・霧島をはじめ隆の勝、琴勝峰、豪ノ山らが8日目終了時点で7勝1敗と上位に並んだ。
綱とりと3場所連続優勝を目指した大関・安青錦は序盤から苦しみ優勝争いから後退しており、混戦模様が続く。 会場のエディオンアリーナ大阪は春場所の伝統の舞台。千秋楽は3月22日で、後半戦は上位力士同士の取組が組まれ、優勝ラインがさらに絞られていく見込みだ。 朝白龍にとっては、後半戦の対戦相手が上位に固まるにつれ難易度も増す。三役昇進には二桁勝利が必要とされるなか、残り土俵での白星の積み重ねが問われる。 「期待に応えられるように」と誓った三役宣言の27歳。春場所後半、朝白龍の取組から目が離せない。