【センバツ2026】持丸修一監督が77歳で最年長勝利更新 専大松戸が4-0完封で2回戦へ
第98回選抜高校野球大会3日目の3月21日、専大松戸(千葉)が北照(北海道)に4-0で完封勝利を収め、2回戦進出を決めた。チームを率いる持丸修一監督は77歳11カ月4日で、選抜における監督の最年長勝利記録を塗り替えた。指導歴50年の老将が、また新たな歴史を刻んだ。
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門倉がピンチをしのぎ無失点完投
試合は序盤から均衡した展開が続いた。専大松戸が動いたのは4回。1死一・二塁から長谷川大納が左翼への先制適時打を放ち、続く柴田樹が右中間に2点三塁打を記録。さらに瀬谷鷹我の犠飛でリードを4点に広げた。
先発の門倉昂大は北照打線を終始封じた。
阪口監督を上回った最年長記録
77歳11カ月4日。大垣日大・阪口監督が2022年選抜でマークした77歳10カ月18日の記録を、持丸監督が塗り替えた。選手としても甲子園を経験し、27歳で竜ケ崎一高の監督に就任して以来、藤代、常総学院、専大松戸の4校を率いて計11回、甲子園に出場している。
指導歴は半世紀に及ぶ。かつては「鬼の持丸」と呼ばれ、厳格な指導を信条としていたが、約50年の指導者人生でたどり着いたのは「選手たちを信じる」ことだった。年齢を重ねるほど深まったその哲学が、77歳の今も第一線に立ち続ける原動力となっている。
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選手を信じる50年の指導哲学
投手育成でも、その手腕は広く知られる。「指導者は、あくまでもヒントやアドバイスを送るだけであって、強制するようなことはしない。最終的に何を選ぶかは選手次第」と語る。若い頃は自分の考えを押しつける場面もあったと認めるが、それでは選手の成長が止まると気づき、方針を転じた。
「野球だけやればいいということではない。全員が同じ方向に向かって全力を尽くすしかない」とも話す。勝利よりも人間形成を重んじるその姿勢が、専大松戸でプロ野球選手を次々と輩出してきた土台だ。試合後の持丸監督は、「甲子園の校歌は良いなと思いました。
千葉県勢としては選抜50勝、春夏通算150勝の節目の白星でもあった。3年前に記録したベスト8超えを目標に、老将の夏はまだ終わらない。
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門倉がピンチをしのぎ無失点完投
試合は序盤から均衡した展開が続いた。専大松戸が動いたのは4回。1死一・二塁から長谷川大納が左翼への先制適時打を放ち、続く柴田樹が右中間に2点三塁打を記録。さらに瀬谷鷹我の犠飛でリードを4点に広げた。
先発の門倉昂大は北照打線を終始封じた。
9回に無死二塁のピンチを迎えたが、タイムをとった持丸監督は「1点を取られてもいいのでアウトカウントを優先した方がいい」と冷静に判断。後続を三振・左飛・中飛に仕留め、4安打6奪三振の完封勝利をものにした。
阪口監督を上回った最年長記録
77歳11カ月4日。大垣日大・阪口監督が2022年選抜でマークした77歳10カ月18日の記録を、持丸監督が塗り替えた。選手としても甲子園を経験し、27歳で竜ケ崎一高の監督に就任して以来、藤代、常総学院、専大松戸の4校を率いて計11回、甲子園に出場している。
指導歴は半世紀に及ぶ。かつては「鬼の持丸」と呼ばれ、厳格な指導を信条としていたが、約50年の指導者人生でたどり着いたのは「選手たちを信じる」ことだった。年齢を重ねるほど深まったその哲学が、77歳の今も第一線に立ち続ける原動力となっている。
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選手を信じる50年の指導哲学
投手育成でも、その手腕は広く知られる。「指導者は、あくまでもヒントやアドバイスを送るだけであって、強制するようなことはしない。最終的に何を選ぶかは選手次第」と語る。若い頃は自分の考えを押しつける場面もあったと認めるが、それでは選手の成長が止まると気づき、方針を転じた。
「野球だけやればいいということではない。全員が同じ方向に向かって全力を尽くすしかない」とも話す。勝利よりも人間形成を重んじるその姿勢が、専大松戸でプロ野球選手を次々と輩出してきた土台だ。試合後の持丸監督は、「甲子園の校歌は良いなと思いました。
先輩が作ってくれた伝統を守ろうとした成果だと思う。人間的に良くなるのも悪くなるのも甲子園のグラウンドが教えてくれる」と語った。77歳の言葉に、高校野球への深い愛情がにじんだ。
千葉県勢としては選抜50勝、春夏通算150勝の節目の白星でもあった。3年前に記録したベスト8超えを目標に、老将の夏はまだ終わらない。