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【安青錦】ウクライナから来日し大関へ 最速昇進の21歳が歩んだ軌跡

大相撲の安青錦(あおにしき)は、ウクライナ・ヴィーンヌィツャ出身、安治川部屋所属の現役大関力士だ。本名はダニーロ・ヤブグシシン。2004年3月23日生まれの21歳で、身長182センチ、体重141キロ。付け出しを除き、年6場所制以降では最速の大関昇進、そして2場所連続優勝という快挙を成し遂げ、角界で最も注目を集める存在となっている。

【安青錦】ウクライナから来日し大関へ最速昇進の21歳が歩んだ軌跡

戦禍のウクライナから大阪の土俵へ

2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、18歳になると徴兵の義務が生じることから、その2か月後の4月に来日した。当初は言葉の壁に苦労したが、「相撲をやめたいと思ったことは一度もなかった」と語るほど、相撲への情熱は揺るがなかった。2022年12月に安治川部屋の研修生となり、2023年9月場所で初土俵を踏んだ。

記録ずくめの昇進と2場所連続優勝

初土俵から9場所での新入幕は、付出しデビュー力士を除くと史上最速タイのスピード。
新入幕後も白星を積み上げ続け、入幕から5場所連続で二桁勝利を記録した。2025年11月場所では千秋楽の優勝決定戦で横綱・豊昇龍を送り投げで下し、ウクライナ出身力士として初の幕内最高優勝を達成。2026年1月場所は新大関として2場所連続優勝を果たし、新関脇・新大関での連続優勝は双葉山以来89年ぶりの快挙。付け出しを除く初土俵から所要14場所での番付上昇は、年6場所制となった1958年以降の最速記録だ。

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しこ名の由来と横綱への視線

しこ名の「安」と「錦」は師匠・安治川親方(元関脇・安美錦)から、「青」はウクライナ国旗の色に由来する。自らのルーツを名前に刻んだ四股名だ。大関昇進の伝達式では「大関の名に恥じぬよう、またさらに上を目指して精進いたします」と口上を述べ、「もう一つ上の番付がある。全部を強くしないと上がれないので、さらに稽古をしていく。
自信はある」と横綱昇進への決意を語った。

綱取りを懸けた2026年3月春場所、東大関として土俵に上がった。14日目終了時点で7勝7敗と厳しい状況が続く。千秋楽の一番が、安青錦の次章を占う。

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