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センバツ2026・第4日(3月22日)全試合プレビュー|神宮大会覇者が決勝カードの再戦へ 九州国際大付と神戸国際大付が4日目第1試合で激突

第98回選抜高校野球大会(センバツ2026)は4日目を迎え、3月22日(日)に3試合が行われる。この日の最大の注目は第1試合だ。昨秋の明治神宮大会で優勝した九州国際大付(福岡)と準優勝の神戸国際大付(兵庫)が、わずか4カ月で再び相まみえる。あの決勝戦のリマッチが、選抜高校野球の1回戦で実現する稀有なカードである。

第4日の対戦カード一覧
第1試合九州国際大付(福岡)-神戸国際大付(兵庫)
第2試合近江(滋賀) -大垣日大(岐阜)
第3試合山梨学院(山梨) -長崎日大(長崎)

【選抜高校野球2026】トーナメント表・組み合わせ一覧|注目カード解説

九州国際大付(福岡)-神戸国際大付(兵庫):神宮大会決勝の因縁を再び
昨秋の明治神宮大会決勝カードが選抜高校野球の初戦で再現されるのは、2012年以来14年ぶりのことだ。組み合わせ抽選会では会場全体がどよめいた。これは偶然ではなく、高校野球が持つドラマの必然である。

2025年11月19日の明治神宮大会決勝では、九州国際大付が神戸国際大付を11対1で下し、初優勝を果たした。
九国大付は計13安打で攻撃陣が爆発し、先発の岩見輝晟投手が9回2死まで被安打3・四死球5・奪三振11・失点1の力投を見せた。一方で神戸国際大付は先発の宮田卓亜投手が初回で降板し、継投陣も崩れて4安打に封じられた。

九州国際大付:神宮覇者の総合力
九州国際大付は昨秋の九州大会で優勝し、チーム打率.340を誇る強力打線を持つ。4年ぶり4回目の選抜高校野球大会出場であり、秋季大会では福岡県大会・九州大会・明治神宮大会とすべてを制した無敗の実績を持つ。

投手陣の軸は188cmの大型左腕・岩見輝晟投手だ。最速144キロの力で抑える投球を見せ、神宮大会でブレークした。岩見は投げない時は外野手としてクリーンアップを打つ二刀流選手でもある。右腕の渡邉流投手は最速142キロを投げ、背番号1をつけるエース格で、秋は39回1/3を投げて32奪三振と三振も奪える。
左右の継投が機能すれば相手打線を寄せ付けない。

秋の戦績を振り返ると、投手が4点までに抑え、打線が5,6点を取ってきたスタイルだった。牟禮の離脱で得点がやや減る可能性があるため、投手が3点までに抑えたいというのがチームの目標だろう。神宮大会の勢いをそのまま甲子園に持ち込めるか。神戸国際大付:近畿王者のリベンジ
神戸国際大付は5年ぶり6回目の選抜高校野球大会出場だ。秋季兵庫県大会・近畿大会を制し明治神宮大会では準優勝を果たした。近畿地区大会の戦績は優勝で、金光大阪に3対1、橿原学院に3対0、大阪桐蔭に7対1、智弁学園に7対6と勝ち上がった。特に大阪桐蔭を破った試合は近畿の強豪同士の力がぶつかり合う激戦だった。


神戸国際大付は破壊力のある打線が健在で、打ち勝つ野球が持ち味だ。川中鉄平外野手は183cm93kgの大型スラッガーで、高校通算16本塁打、秋は公式戦で4本塁打を放った。石原悠資郎外野手は178cm110kgの右のスラッガーで、高校通算15本塁打、秋も1本塁打を放つなど打力を見せた。この2人の長距離砲が火を噴けば、甲子園のスタンドに大きなアーチがかかる可能性がある。

投手陣はエース・秋田依吹投手が最速147キロを誇る速球派で、明治神宮大会では中京大中京を完封し自信を見せた。背番号10の豊岡速伍投手も先発の機会があり、明治神宮大会準々決勝で7回を無失点と粘投した。宮田卓亜投手は176cmの右腕で142キロを記録、リリーフで登板し秋は18回1/3で15奪三振と力がある。投手陣は層が厚く、先発とリリーフを柔軟に使い分けられる点が特徴だ。


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勝敗のカギを握るポイント
この試合の焦点は、投手戦になるか打撃戦になるかだ。
九州国際大付の岩見と渡邉の左右継投が機能すれば、神戸国際大付の強力打線を封じ込める可能性がある。神宮大会決勝では岩見が11奪三振の圧巻の投球で打線を沈黙させた。しかし、甲子園という大舞台で同じ投球ができるかは未知数だ。緊張、マウンドの感覚、相手打線の研究――すべてが神宮大会とは異なる。

一方、神戸国際大付は川中と石原の長距離砲が鍵を握る。野手陣は打線の中軸を担える選手が複数おり、打線は複数の軸で回せる柔軟性を備えている。神宮大会では4安打に封じられたが、あの日の悔しさを打撃で晴らすには、早い回から先制点を奪い、相手投手にプレッシャーをかける展開が理想だろう。
エース・秋田が立ち上がりから好投し、打線が援護する流れを作れるか。

その他の試合の見どころ
近江(滋賀)-大垣日大(11:30)
近江(滋賀)は8回目の選抜高校野球大会出場で、近畿勢の一角を占める。大垣日大(岐阜)は2年連続7回目の出場で、東海地区の実力校だ。両校とも秋季地区大会で上位進出を果たしており、堅実な野球が持ち味だ。近江の安定した投手陣と大垣日大の粘り強い打線がどうぶつかるか。地味ながら一歩も譲らない接戦が予想される。

山梨学院(長崎)-長崎日大(長崎)
山梨学院は5年連続9回目の出場で、エース・菰田陽生投手は194cm・99kg・最速152キロの二刀流だ。2023年センバツ優勝の実績を持ち、今大会も注目校に挙げられている。
長崎日大(長崎)は九州の強豪で、長崎県内の激戦区から勝ち上がってきた。山梨学院の菰田がどれだけ長崎日大打線を抑え込むか、そして打者としてどれだけ打点を稼ぐか――二刀流の真価が問われる一戦だ。

まとめ
センバツ2026の4日目は、明治神宮大会決勝の再現カードで幕を開ける。九州国際大付と神戸国際大付の激突は、単なる1回戦ではなく、昨秋の因縁に決着をつける戦いだ。神宮覇者の九州国際大付が再び勝利を収めるのか、それとも近畿王者の神戸国際大付がリベンジを果たすのか。両校のエース、主砲、そして監督の采配が試合の行方を左右する。

甲子園という聖地で繰り広げられる再戦は、春の選抜高校野球でしか見られない特別なドラマだ。今日の朝9時、球場に、テレビの前に、スマホの画面の前に集まろう。
歴史的な一戦が、今から始まる。

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