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【柔道】出口クリスタが現役引退 妹ケリーと姉妹同日会見「柔道人生に満足できた」

パリ五輪女子柔道57キロ級の金メダリスト・出口クリスタと、妹で同52キロ級のケリー(ともに日本生命)が24日、姉妹で現役引退を表明した。同日、東京都内で揃って会見に臨んだ。クリスタは30歳、ケリーは27歳での決断となった。「柔道人生に満足できたから、引き際かと思いました」と語り、「アップダウンのすごくあるタイプの柔道人生だった」と27年間を総括した。

【柔道】出口クリスタが現役引退妹ケリーと姉妹同日会見

東京五輪落選が最大の転機に

長野県塩尻市出身のクリスタは3歳で道場に入門し、松商学園高・山梨学院大で頭角を現した。2017年に父の母国であるカナダの国籍を選択し、カナダ代表として世界を舞台に戦い続けた。最大の試練は2021年東京五輪の代表落選だった。「今までの競技人生の中で一番のどん底を経験した」と振り返り、それでも「そこの負けがあってよかった。
競技者としても、人間としても成長させてくれたのは柔道だった」と挫折を糧にした姿勢を強調した。2017年からカナダ代表として活動し、2019年・2023年の世界選手権で優勝。初出場のパリ五輪では柔道のカナダ勢として史上初となる金メダルを獲得した。どん底から頂点へ。その逆転劇こそが、クリスタの柔道人生の本質だった。

姉妹が同じ日に下ろした幕

出口姉妹は長野県出身で、カナダ人の父と日本人の母を持つ。ともに松商学園高から山梨学院大へ進み、カナダ代表としてパリ五輪に出場した。姉のクリスタは女子57キロ級で金メダルを獲得し、妹ケリーは女子52キロ級に出場した。
姉が金メダルを手にした一方、妹ケリーは初戦で日本代表の阿部詩と対戦し、一本負けを喫した。

同じ道場で育ち、同じ代表ユニフォームに袖を通した姉妹が、その幕を同じ日に下ろした。姉妹揃っての引退会見は、柔道界でも異例の光景だ。会見には陸上の桐生祥秀、卓球の早田ひなら「Team Nissay」のアスリートからも祝福のメッセージが寄せられた。

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次は「応援する立場」へ

注目は、引退後のビジョンだ。「日本で生活し、カナダ代表として戦ってきたところを生かして、海外に柔道を広めたい。長野県のPRも発信していきたい」と抱負を明かした。「たくさんの人に応援してもらったので、今度は私が応援する立場、バックアップする方になりたい」とも語り、普及活動や国際交流への意欲を示した。


日本とカナダ、二つの国に育まれた出口クリスタが、今度は選手ではなく旗手として柔道の未来を開いていく。

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