【センバツ2026】延長戦制した打線が14年ぶり8強の八戸学院光星と激突 準々決勝4試の展望
センバツ高校野球2026は3月27日、ついにベスト8が激突する準々決勝を迎える。延長タイブレークを制して勝ち上がった粘り強いチームから、17得点を叩き出した強力打線まで、個性豊かな8校が4枚の準決勝切符を懸けて激突する。第1試合は朝8時30分開始。優勝候補と目される伝統校同士の好カードから、春夏通じて初の8強入りを果たした新鋭の挑戦まで、見逃せない一戦が揃った。
準々決勝の対戦カード一覧
第1試合中京大中京(愛知)ー 八戸学院光星(青森)
第2試合智弁学園(奈良) ー 花咲徳栄 (埼玉)
第3試合専大松戸(千葉) ー 山梨学院(山梨)
第4試合英明(香川) ー 大阪桐蔭(大阪)
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第1試合:中京大中京 ー 八戸学院光星
ともに延長タイブレークを制して準々決勝に駒を進めた一戦。中京大中京は2回戦の帝京戦で延長10回まで戦い、9対4で勝利した。5回には4番の荻田翔惺外野手が左翼席へ大会4号となる2ランを放ち、打線をけん引。延長10回には半田直暉内野手の走者一掃の3点適時二塁打を含む5得点で試合を決めた。
八戸学院光星は初戦の崇徳戦で延長10回に9得点を挙げる爆発力を披露した。エースで4番の北口晃大投手は初戦で6失点と苦しんだものの、2回戦の滋賀学園戦では2番手から登板して最後まで投げ切り、チームを勝利に導いた。打線は菅沼晴斗内野手や佐々木龍馬外野手ら脇を固める選手たちも隙がなく、二刀流の北口を中心にしたバランス型のチーム構成だ。初戦で19安打15得点、2回戦でも5得点と、伝統の強打は健在である。
勝敗のカギを握るのは終盤の攻防だ。ともに延長タイブレークを制して勝ち上がってきたタフな精神力が、終盤の攻防で鍵を握ることになる。両チームとも投手陣の継投力と、打線の集中力が試される一戦となる。
【選抜高校野球2026】全32校"戦力徹底分析"完全版|優勝候補・ベスト8徹底分析と注目「怪物四天王」
第2試合:智弁学園 ー 花咲徳栄
今大会屈指の好投手・杉本真滉を、花咲徳栄の強大な打線がどう攻略するかが最大の焦点だ。智弁学園の杉本真滉投手は、花巻東を完封し、強豪・神村学園を相手にも10回1失点と圧倒的な安定感を誇る。打線も角谷哲人や太田蓮を中心に勝負強く、少ない好機を確実に得点に結びつける粘り強さを持つ。近畿の名門として15回目の出場を果たした智弁学園は、5年ぶりのベスト8入りを果たし、さらなる高みを目指す。
対する花咲徳栄は、2回戦で日本文理を相手にチーム春夏甲子園の最多得点となる17得点の快勝を収めた。3回に四死球や相手のミスに乗じて4点を先制すると、4回には打者12人、5安打を集中させて一気に7得点。岩井監督の次男、1番の岩井虹太郎内野手が5打数4安打1打点と打線を引っ張った。投手陣も黒川凌大投手が1回戦を完投、2回戦でも7回わずか1安打の無失点に抑える好投を見せ、投打のバランスが整っている。
杉本の制球力と変化球をいかに攻略するか。花咲徳栄打線の集中打が炸裂するか智弁学園の堅実な野球が上回るか。投打がかみ合ったハイレベルな一戦が予想される。
第3試合:専大松戸 ー 山梨学院
関東勢同士の顔合わせとなる第3試合。専大松戸は初戦で門倉昂大投手が4安打完封を記録し、2回戦では神宮大会優勝の九州国際大付を下した。打線は大会出場校中最高打率の.392を誇り、4番の吉岡伸太朗捕手を中心に好機を確実に得点に結びつける勝負強さを持つ。2回戦では小林冠太投手が先発し、技巧派左腕として安定した投球を見せた。
山梨学院はWエース欠く中で逆転勝ちで8強進出を果たした。二刀流のエース菰田陽生投手が負傷離脱というアクシデントに見舞われたが、2年生左腕の石井陽昇投手らが穴を感じさせない投球を披露。2回戦の大垣日大戦では石井の決勝打で試合をひっくり返し、3対1で勝利した。初回の5得点から逃げ切った初戦、逆転で勝利した2回戦と、勝負どころでの集中力が際立つ。5年連続9回目の出場で、2023年のセンバツ優勝の実績を持つ名門の底力が試される。
ともに手の内を知り尽くした関東勢対決。一瞬の隙が勝敗を分かつ、緊張感の高い一戦となりそうだ。
第4試合:英明 ー 大阪桐蔭
春夏通じて初のベスト8進出を果たし、勢いに乗る英明が、優勝候補・大阪桐蔭に挑む。英明は1回戦で高川学園を5対3で下し、2回戦では東北を6対3で退けた。2試合連続でマルチヒットを記録している松原蒼真選手が打線の中軸を担い、初戦で完投した冨岡琥希投手、2回戦で9回を投げきった松本倫史朗投手の両エースがどこまで粘れるかが焦点だ。四国・香川代表として春夏通じて初のベスト8入りという歴史的快挙を成し遂げた新鋭の挑戦に注目が集まる。
大阪桐蔭は初戦の熊本工業戦で192センチの2年生左腕・川本投手が14奪三振の完封デビューを飾り、2回戦の三重戦ではタイブレークを制する勝負強さを見せた。吉岡貫介投手を筆頭に投手層の厚さは群を抜いており、守備の堅実さも際立つ。打線も上位から下位まで隙がなく、中島斉志の犠牲フライで奪った1点を守り抜く接戦での強さが光る。2年ぶり16回目の出場で、過去9度の優勝を誇る甲子園の常連校として、10度目の頂点を目指す。
挑戦者の勢いが優るか、王者のプライドが上回るか。英明にとっては歴史を塗り替える大きなチャンスとなる一戦だ。
まとめ
準々決勝は名門の底力と新鋭の勢い、そして延長戦を制した粘り強さが交錯する。ここからは一戦必勝。選抜高校野球2026の優勝争いは、3月27日の準々決勝4試合で新たな局面を迎える。
準々決勝の対戦カード一覧
第1試合中京大中京(愛知)ー 八戸学院光星(青森)
第2試合智弁学園(奈良) ー 花咲徳栄 (埼玉)
第3試合専大松戸(千葉) ー 山梨学院(山梨)
第4試合英明(香川) ー 大阪桐蔭(大阪)
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第1試合:中京大中京 ー 八戸学院光星
ともに延長タイブレークを制して準々決勝に駒を進めた一戦。中京大中京は2回戦の帝京戦で延長10回まで戦い、9対4で勝利した。5回には4番の荻田翔惺外野手が左翼席へ大会4号となる2ランを放ち、打線をけん引。延長10回には半田直暉内野手の走者一掃の3点適時二塁打を含む5得点で試合を決めた。
投手陣は2番手の太田匠哉投手が9奪三振の力投で逃げ切り、終盤の粘り強さを見せた。
八戸学院光星は初戦の崇徳戦で延長10回に9得点を挙げる爆発力を披露した。エースで4番の北口晃大投手は初戦で6失点と苦しんだものの、2回戦の滋賀学園戦では2番手から登板して最後まで投げ切り、チームを勝利に導いた。打線は菅沼晴斗内野手や佐々木龍馬外野手ら脇を固める選手たちも隙がなく、二刀流の北口を中心にしたバランス型のチーム構成だ。初戦で19安打15得点、2回戦でも5得点と、伝統の強打は健在である。
勝敗のカギを握るのは終盤の攻防だ。ともに延長タイブレークを制して勝ち上がってきたタフな精神力が、終盤の攻防で鍵を握ることになる。両チームとも投手陣の継投力と、打線の集中力が試される一戦となる。
【選抜高校野球2026】全32校"戦力徹底分析"完全版|優勝候補・ベスト8徹底分析と注目「怪物四天王」
第2試合:智弁学園 ー 花咲徳栄
今大会屈指の好投手・杉本真滉を、花咲徳栄の強大な打線がどう攻略するかが最大の焦点だ。智弁学園の杉本真滉投手は、花巻東を完封し、強豪・神村学園を相手にも10回1失点と圧倒的な安定感を誇る。打線も角谷哲人や太田蓮を中心に勝負強く、少ない好機を確実に得点に結びつける粘り強さを持つ。近畿の名門として15回目の出場を果たした智弁学園は、5年ぶりのベスト8入りを果たし、さらなる高みを目指す。
対する花咲徳栄は、2回戦で日本文理を相手にチーム春夏甲子園の最多得点となる17得点の快勝を収めた。3回に四死球や相手のミスに乗じて4点を先制すると、4回には打者12人、5安打を集中させて一気に7得点。岩井監督の次男、1番の岩井虹太郎内野手が5打数4安打1打点と打線を引っ張った。投手陣も黒川凌大投手が1回戦を完投、2回戦でも7回わずか1安打の無失点に抑える好投を見せ、投打のバランスが整っている。
23年ぶりのベスト8入りを果たした埼玉勢の勢いに注目だ。
杉本の制球力と変化球をいかに攻略するか。花咲徳栄打線の集中打が炸裂するか智弁学園の堅実な野球が上回るか。投打がかみ合ったハイレベルな一戦が予想される。
第3試合:専大松戸 ー 山梨学院
関東勢同士の顔合わせとなる第3試合。専大松戸は初戦で門倉昂大投手が4安打完封を記録し、2回戦では神宮大会優勝の九州国際大付を下した。打線は大会出場校中最高打率の.392を誇り、4番の吉岡伸太朗捕手を中心に好機を確実に得点に結びつける勝負強さを持つ。2回戦では小林冠太投手が先発し、技巧派左腕として安定した投球を見せた。
千葉勢として3年ぶり3回目の出場で、春夏通じて150勝目を達成した経験値も武器だ。
山梨学院はWエース欠く中で逆転勝ちで8強進出を果たした。二刀流のエース菰田陽生投手が負傷離脱というアクシデントに見舞われたが、2年生左腕の石井陽昇投手らが穴を感じさせない投球を披露。2回戦の大垣日大戦では石井の決勝打で試合をひっくり返し、3対1で勝利した。初回の5得点から逃げ切った初戦、逆転で勝利した2回戦と、勝負どころでの集中力が際立つ。5年連続9回目の出場で、2023年のセンバツ優勝の実績を持つ名門の底力が試される。
ともに手の内を知り尽くした関東勢対決。一瞬の隙が勝敗を分かつ、緊張感の高い一戦となりそうだ。
第4試合:英明 ー 大阪桐蔭
春夏通じて初のベスト8進出を果たし、勢いに乗る英明が、優勝候補・大阪桐蔭に挑む。英明は1回戦で高川学園を5対3で下し、2回戦では東北を6対3で退けた。2試合連続でマルチヒットを記録している松原蒼真選手が打線の中軸を担い、初戦で完投した冨岡琥希投手、2回戦で9回を投げきった松本倫史朗投手の両エースがどこまで粘れるかが焦点だ。四国・香川代表として春夏通じて初のベスト8入りという歴史的快挙を成し遂げた新鋭の挑戦に注目が集まる。
大阪桐蔭は初戦の熊本工業戦で192センチの2年生左腕・川本投手が14奪三振の完封デビューを飾り、2回戦の三重戦ではタイブレークを制する勝負強さを見せた。吉岡貫介投手を筆頭に投手層の厚さは群を抜いており、守備の堅実さも際立つ。打線も上位から下位まで隙がなく、中島斉志の犠牲フライで奪った1点を守り抜く接戦での強さが光る。2年ぶり16回目の出場で、過去9度の優勝を誇る甲子園の常連校として、10度目の頂点を目指す。
挑戦者の勢いが優るか、王者のプライドが上回るか。英明にとっては歴史を塗り替える大きなチャンスとなる一戦だ。
まとめ
準々決勝は名門の底力と新鋭の勢い、そして延長戦を制した粘り強さが交錯する。ここからは一戦必勝。選抜高校野球2026の優勝争いは、3月27日の準々決勝4試合で新たな局面を迎える。