カリブの兵士、半世紀越しの帰還!ハイチ代表、ワールドカップ2026の見どころ
ハイチ(13大会ぶり2回目)
ハイチ代表が52年ぶりにW杯の舞台へ戻ってくる。前回出場は1974年西ドイツ大会、初出場だった。サッカー協会の設立は1904年と古く、「カリブの伝統国」である。地震や政情不安に苦しめられた半世紀を、愛称「レ・グルナディエ(兵士たち)」はピッチの上で乗り越えてみせた。
指揮を執るのは、コンゴ共和国やケニアでの指導経験が豊富なフランス人セバスチャン・ミニュ。2024年から代表を率い、わずか2年で古豪を蘇らせた。最終予選では第4節でホンジュラスに0-3の完敗を喫し絶体絶命となるが、そこから奮起。コスタリカを1-0で、ニカラグアを2-0で撃破し、他会場でホンジュラスがコスタリカと引き分けたことで、本大会への切符を掴み取った。
グループCは、ブラジル、モロッコ、スコットランドという顔ぶれ。司令塔はマンU相手に得点し話題となったウォルバーハンプトン所属の27歳、MFジャン・リクネル・ベルガルド。1974年大会でアルゼンチン、イタリアを相手に得点を記録したエマニュエル・サノンは、ハイチサッカー史の英雄だ。あの日の再現となるか、半世紀の眠りから覚めた「カリブの兵士」たちが再び世界を驚かせる。
FIFAランキング:83位
◆メンバー
▼GK
ジョニー・プラシド(バスティア)
アレクサンドレ・ピエール(ソショー)
ジョゼ・デュバーガー(コスモス・コブレンツ)
▼DF
カルレンス・アルカス(アンジェ)
ウィルゲンス・パウグアイン(ズルテ・ワレヘム)
デューク・ラクロワ(コロラド・スプリングス)
マルティン・エクスペリエンス(ナンシー)
ジャン・ケビン・デュベルネ(ゲント)
リカルド・アデ(LDUキト)
ハンネス・デルクロワ(ルガーノ)
キート・テルモンシー(ヤング・ボーイズ)
▼MF
レベルトン・ピエール(ビゼラ)
カール・フレッド・サンテ(エル・パソ・ロコモティフ)
ジャン・ジャックス・ダンリー(フィラデルフィア・ユニオン)
ジャン・リクネル・ベルガルド(ウォルバーハンプトン)
ピエール・ウッデンスキー(バイオレッテ)
ドミニク・サイモン(タトラン・プレショフ)
▼FW
ルイシウス・ディードソン(FCダラス)
ルベン・プロビデンス(アルメレ・シティ)
ホセ・カシミール(オセール)
デリック・エティエンヌ(トロントFC)
ウィルソン・イシドル(サンダーランド)
デュカン・ナゾン(エステグラル)
フランツディ・ピエロー(リゼスポル)
ヤシン・フォーチュン(ビゼラ)
レニー・ジョセフ(フェレンツバーロシュ)
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部